さて、週刊文春が永野芽郁さんの不倫疑惑をスクープしたようです。しかし、所属事務所であるスターダストプロモーションの影響力が強いためか、テレビやラジオといったオールドメディアでは一切報道されず、インターネット上だけが騒がしい状態が続いています。
本人はメインパーソナリティーを務めるラジオ番組で謝罪の言葉を述べていましたが、その内容は「誰に対して何の謝罪なのか」が曖昧で、とりあえず謝罪という形を取って幕引きを図りたい、という意図が透けて見えました。
思えば、かつてジャニーズ事務所が存在していた頃、スキャンダルのもみ消しは日常茶飯事でした。今は事務所の名前が変わっただけで、テレビ局との力関係や報道の構図にはほとんど変化がありません。時代が変わったとはいえ、やはり本質は変わっていないと感じます。
スターダストのように多くの人気タレントを抱える事務所に対して、報道各社が慎重になるのも理解はできます。もし関係が悪化すれば、他のタレントの起用にも影響が出るでしょうし、結果として「面倒を避けるために報じない」という判断になるのだろうと思います。個人的には、起きた事実は報道されるべきで、そのうえで「どの程度取り上げるか」は各メディアの判断に委ねるのが本来の姿ではないかと考えます。
私自身の4月も、3月に続いて気分が晴れない日が多く、結局あまり人と関わらず、黙って過ごすことで心のバランスを保とうとする日々でした。5月は少しでも穏やかに、気持ちよく過ごせたらと願っています。
この年齢になって、「いい出来事」なんてそうそう起きるものではないと分かってはいますが、それでもやはり、精神的に楽に生きたい――それが今の自分の、素直な願いです。