先週の横浜、ヤクルトとの6連戦では4勝2敗と勝ち越し、現在10勝9敗1分けで3位につけています。レギュラーとして期待されていた選手の復帰がない中、若手をうまく起用し、毎試合激戦を繰り広げています。
先週復帰が期待されていたグリフィン投手は再び登板を回避。4月20日の試合では普段リリーフ起用のケラーを先発に起用し、その後リリーフ陣に託しました。試合は延長戦にもつれ込み、3時間53分の死闘の末にサヨナラ負けを喫しましたが、6連戦4勝2敗という結果は上出来と言えるでしょう。
4月25日の阪神戦からはキャベッジ選手が復帰予定で、打線の厚みが増すことが期待されます。一方、予想外だったのは4月17日の横浜戦で田中将大投手が大炎上したことです。丁寧な投球で試合を作れると考えられていましたが、積極的な横浜打線には通用しませんでした。
田中投手はファームに降格となり、5月上旬に再び1軍登録される見込みです。今週は中日との2連戦と阪神との3連戦が控えています。中日はチーム打率1割台と貧打に苦しんでおり、火曜日は井上投手、水曜日は山崎伊織投手で2連勝を狙えるでしょう。
ただし、東京ドームで中日打線が息を吹き返せば、巨人打線との打ち合いになる可能性もあります。中日は初戦にマラー投手、2戦目には柳投手が登板する予想です。柳投手は連勝中で調子が良いものの、昨年の東京ドームでの防御率は4.91と苦手としており、数字通りの投球であれば巨人の連勝が期待できます。
その後は甲子園で阪神との3連戦が控えています。阪神は20日までの10試合を5勝5敗と五分の成績で、甲子園では2勝5敗と振るわない状況です。しかし、巨人は金曜から日曜の先発が定まっておらず、そこがウィークポイントとなりそうです。
東京ドームでの3連敗のリベンジを果たし、今週も貯金を増やしてほしいところです。