2025年4月14日現在、巨人の4月の成績は3勝7敗1分けで借金4。トータルでも6勝7敗1分け、借金1という状況にあり、シーズン序盤から構想通り進まない厳しい状況が続いています。さらに、キャベッジ選手が怪我で試合に出場できるか不透明な状態となり、戸郷投手についても一旦思考の整理が必要との理由でファーム落ちが決定しました。
現在、安定した成績を期待できる投手は山崎伊織選手のみで、その他の投手陣は投げてみなければ結果が分からない状態です。このような状況の中、今日から始まる横浜DeNAとの三連戦では、巨人が2勝1敗で勝ち越すことが期待されています。
第1戦の注目ポイント
井上投手とジャクソン投手のマッチアップは、前回同様息詰まる投手戦になる可能性があります。井上温大投手はこれまでの2試合で防御率2.77と試合をつくっていますが、打線の援護が勝敗のカギとなるでしょう。ピンチでも崩れにくくなった井上投手を、チームがなんとか支えてほしいところです。
残り2試合と打線の奮起
残りの試合では山崎伊織投手と田中将大投手が登板する可能性が高く、勝ち越すチャンスは十分あると言えます。ただし、打線の奮起が不可欠です。前回の阪神戦では、三試合連続で6安打に抑え込まれたため、今回のドーム三連戦では打線の改善と奮闘が期待されます。
今後の展望と課題
先制点を取ることで試合を有利に進める展開に持ち込むことが鍵です。逆に追いかける展開となると厳しくなり、敗北の可能性が高くなります。その後の神宮三連戦では、グリフィン投手、赤星投手、石川投手の三人による勝負が予想されます。
戸郷投手の復調が期待される中、グリフィン投手を起用して先発の安定性を取り戻す必要があります。先発の安定=試合の安定という方程式が成り立てば、勝利の可能性が高まります。この6連戦で4勝2敗で勝ち越す、または3勝3敗で五分に持ち込む可能性もあるでしょう。