巨人の戸郷投手は、昨日マツダスタジアムで行われた広島との一回戦で精彩を欠き、わずか3回途中で降板しました。直球の球速が伸びず、変化球も切れを欠いたことで、打者に見切られる苦しい内容となりました。
三回には一瞬だけ復調の兆しが見えたものの、岡本選手の失策をきっかけに大量失点を喫し、試合は12対3で大敗。今季初のマツダスタジアムの試合は黒星スタートとなりました。この結果を受け、戸郷投手はファームでの再調整を行い、一時的にミニキャンプを張る予定とされています。
戸郷投手が再び一軍に戻る際には、不調前の安定した投球を取り戻してくれることが期待されます。エース・菅野投手の離脱を受け、「自分がチームを支えなければ」という気負いが、結果的に悪循環を生んだように感じられます。
現状では、暫定的に金曜日の先発としてグリフィン投手が起用される可能性がありそうです。グリフィン投手の能力は戸郷投手には及ばないものの、戸郷投手が復帰するまでチームの柱として期待されます。
一方で、巨人の広島戦におけるチーム防御率は12.375と振るわず、厳しい展開が続いています。今年の広島戦は試練の年と割り切る必要がありそうです。また、巨人はマツダスタジアムでの戦績が得意とはいえない状況も影響しています。
今季の金曜日の戦績は1勝2敗で、特に点の動きが激しい試合が多い印象です。現在、水曜日だけが安定した試合展開となっている一方、それ以外の日程では難しい試合が続いており、チームとしての安定感をいち早く取り戻すことが急務です。