昨日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと巨人の試合は6対3で巨人が勝利しました。先発の山崎伊織投手が8回を投げ切り、2安打無失点でマウンドを降りる際には6対0と圧倒的なリード。しかし、リリーフで登板した泉投手がDeNAの牧選手にスリーランを浴び、最終的には6対3でフィニッシュ。
今回の横浜スタジアムでの2連戦は1勝1分けとなり、巨人は連敗から脱出しました。これにより、チーム成績は5勝4敗1分けとなり首位を維持。昨日の試合では、岡本、ヘルナンデス、泉口、キャベッジの4名がソロホームランを放ち、巨人らしい攻撃を展開。久々にホームラン攻勢で試合を有利に進めました。
しかしながら、山崎投手を8回で交代させる判断については疑問が残ります。8回二安打無失点という好投だったため、完投させても良かったのではないでしょうか。6点差がある状況なら、多少打たれたとしてもその後すぐに投手交代する選択肢もあったはずです。結果として同点や延長戦に持ち込まれるリスクもあったため、試合の流れを左右する交代だったといえます。
明日からは広島マツダスタジアムに乗り込み、広島カープとの三連戦が始まります。巨人は戸郷、赤星、石川投手を先発として予定。対するカープは、先週の森下、床田、森投手のローテーションを継続する可能性があります。
巨人にとって鍵を握るのは戸郷投手の復調。打線の調子が良くても、先発が崩れれば勝利は厳しいものとなります。戸郷投手には最低でも7回1失点のクオリティースタートが求められ、それが実現すれば勝利がぐっと近づくでしょう。戸郷投手は昨年広島戦で防御率1.00、1勝0敗の好成績を残しているため、明日も良い結果を期待したいところです。
また、岡本和真選手は昨年広島戦で打率0.415を記録し、今シーズンも4月9日時点で打率0.450
と絶好調。広島戦でもヒット量産が期待されます。対巨人戦先発が予想される森下投手のデータ(防御率4.08、2勝2敗)からも、巨人が勝利を収める可能性は高いと言えるでしょう。