統合失調症の海をゆく -15ページ目

トゥ センシティブ トゥ リブ

「池袋ウエストゲートパーク」を、

半年かけて、やっと見終わりました。

長かった……

(今さらかよ!というツッコミは無視。)

陰性症状か何か分りませんが、

ずっと映像・音声に対して神経過敏だったのです。

やっと立ち直った気がする……

ひどい時は、

「いいとも」見ながら泣いちゃったりしてたからなぁ。

番組の企画意図が台なしだよ!

笑わせてもらわなくっちゃ!

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元々は「ゴッドファーザー」や「狼たちの午後」系の

映画が好きだったはずなのに、

「シンデレラマン」にすら、耐えられなかったの!

しかも、“殴り合いのシーン”じゃなくて、

“生活苦のシーン”がもう辛くて見ていられない。

そんな泣いてばっかりの日々に

やっと終止符が打たれた……

なら、いいのですが。

どんな病気でも治るのには波があるからね。

これは大きな通過点だったけど、

戻ってきてしまう可能性もあるわけで。

気を抜かずに自分を見守っていたいと思います。

お互いに自己管理には気をつけましょう♪

美女傾国す まだ続くの巻

新入社員の小川さんは、

美人ですが体の弱い人のようです。

いつでも青い顔をして、

いつでもフラフラしながら仕事をしています。

いつでも定時に帰っていくのは、

病院通いでもしているからでしょうか。

この小川さん、お洋服が個性的。

上質そうな素材の、デザインが凝った服を

さらりと着こなすお洒落さんでもあります。

どこで買うのかな?

「××って知ってますか?」

あ、装苑で見てるよ。

「私、そこのお洋服が大好きで。

お店に行くと、

止まらなくなっちゃうんですよね。」

へーえ。

「私も一着、欲しい」と思うのが人情です。

やってきました、そのお店。

彼女の着ていたワンピースの、お値段を見て、

びっくり。

ほとんどまるまる私達の給料1か月分!!

け

どうやって買っているの!?

「仕事終わった後に、バイト入れてるんです。

 午後6時から、午前2時まで。

 生活費はギリギリに削ってます。

 絶対、ばれたりしないはずです。」

ええと、会社には確定申告ってものがあってね……

ま、ええか。

だってこの会社……。ま、ええか(笑)。

バナー1 ←憧れますが、私にはユニクロで充分です。

女の子のように考えてよ、もしも完全な世界を望むなら

今日のブログは10/28からの続き物です。

よろしければさかのぼってそこから読んでやってください。

m(-_-)m


処女を喰われた女友達の敵討ちのために、

ヤリコンに駆り出されたぽこ。

「向こうはヤリコンだと思ってタカを括ってるの。

 そこを食べるだけたべて、飲むだけのんで、

 それだけで帰って来たいの。」

今思うと、かわいそうな位ささやかな復讐だなあ…

「天然のぽこがいれば、

エロい雰囲気にならないと思うの。お願い!」

今考えると、えらい言われようだなあ…

その当日、私の準備は万全でした。

高校時代に買ったフレームの太いメガネ。

高校時代の野暮ったい服。

そしてノーメーク。

c

コンパにやってきた男の人が、

「えっ?」

と引いたのでした。

それでも、向こうはやる気満々です。

ボディタッチを交えながら、友達2人には接しています。

でも、私には触れもしません。

ただ、その場にいるだけでしたが、

だんだん気分が悪くなってきました。

ギラギラした希望であからさまにテラテラしてる

男の人の顔を見るだけで、お腹いっぱい。

ってか怖い。

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「私、そろそろ帰ります。」

どうしても耐えられなくなって、

1時間半ほどで席を立ちました。

すると、女友達も

「私達も」

とついてきました。

あなた達は、充分、楽しそうに見えたよ?

「君達はいいじゃない、次行こうよ。」

という誘いを振り切って、女子3人はお店の外へ。

「やったー!!完全に逃げてやった!」

「あいつら、今日もやれるって思ってたよね~!!」

きゃああ、と、夜の繁華街に響く彼女達の声。

私、少しは役にたったかな?

よかったね。

でも私、

今までより何だか男の人が汚く感じるみたい。

大学1年の晩秋でした。


(小さなことですが、タイトルは

ダイアナ・キングの曲の勝手な和訳です。

パワフルで良い歌なので、機会があったら

聞いてみてくださいませ♪)

バナー1 ←曲知っててもいなくてもクリック♪

大学デビュー

今日のブログは10/28からの続き物です。

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m(-_-)m

大学デビューという言葉そのままなのが私でした。

だっさーな高校生だった私に、

女子大生はまぶしくて優しかった。

洋服の選び方、髪のブローの仕方、化粧の仕方。

会話のしかた、ご飯の食べ方まで、

私は先輩や同級生の助けを借りて、

ごんごん変化していきました。

と、同時に、男の人の態度が

あからさまに変わるのにびっくりしたのです。

私の事なんて全然無視していた男子生徒達が、

日に日に優しくなってゆくのに。

「ぽこちゃん、こないだ休んでた時のノート見る?」

だって。

f

キレイという事は、こんなにも力を持つのか。

驚くと同時に、外見なんかだけで態度を変える

男子生徒達に嫌悪感をいだきました。

男の人と話す時、顔が赤くなるクセは、

なぜかなくなりました。

そんなある日、

2人の女友達が浮かない顔をしていました。

どうしたの?

「処女喰われた。」

b

軽い気持ちで奢らせるつもりだった人達に、

お酒でべろべろにされ、

気づいた時にはベッドだったというのです。

「あいつらに、仕返ししたい。」

彼女達は、私に言いました。

「ぽこちゃん、協力してくれる?」

協力って、何を?

バナー1 ←当時の友達が読んでいないことを祈る!

男の人に、傷つけられた事

「大学に入ったら、思い切り遊べるから、

 中学・高校では我慢しなさい。」

と、親に言われて、

息を潜めるように中学・高校を過ごしました。

中学の1年生のある日、アニソンを歌いながら

ステップを踏んでいると、

(↑振り返ればむしろ何故そんな事を…)

通りすがりに男の子が、

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「めっちゃオタク。気持ちわりぃ。」

と、大きな声で言いました。

私は成績が良く(当時学年10位前後)、

小学校で軽くいじめられて懲りた経験をモトに

いじめられないように

目立つような言動を控えていたので、

こんなあからさまな非難は初めてでした。

彼は、学年5番の成績で、サッカー部のホープ。

スタイルがすらりと良くて、ハンサムでした。

どこにも敵う所がなく、私は打ちのめされました。

が、反面、燃えるものも感じました。

「成績だけでも、奴を越えてやろーじゃないの!!」

で、次の中間試験で学年3番になりました。

スッキリ☆

でも、こんなに密かに対抗意識燃やしてたなんて

今でも思ってないだろーな。

むしろ私の事なんて忘れているんでしょう。

彼へのリベンジは成功しましたが、私の中で、

「男の人は怖い」

という意識が大きくなっていく出来事でした。

バナー1 ←アニソンがお好きな方もそうじゃない方もクリック☆

男の人と、話せなかった頃

みなさん、改めましてこんにちは。

ハチクロ最終巻を読むたびに涙してしまうぽこです。

ハチクロに影響されて、

自分の学生時代の話をしよっかなーと思います。

しょっぱい話なので、お嫌な方はスルーでお願いします。

さて。

ウチは、女ばっかりの3姉妹です。

小学校中学年の時でしょうか。

正月に親戚が集まった時、

酔ったおじさんの一人が言いました。


「お姉ちゃんは、かわいいねぇ。

 ○○ちゃん(妹)は、きれいだねぇ。」


そして、私を見て一瞬言いよどみ、

「ぽこちゃんは、かしこそうだねぇ。」

……「かしこそう」って、どんな褒め言葉なの?!

と、今の私ならつっこむところですが、

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そうなんだ、と、幼い私は素直に思いました。

かしこさが私の最大の美点なんだ、と。

じゃあ、伸ばしていきましょう、と。

多少の美しさや可愛さは、いらないや、と。

ごんごん本やマンガを読みました。

そして、小さなオタクが出来上がりました。

得意分野は、陳舜新です(今は忘れてしまいましたが)。

不得意分野は、男の子です。

男の子と話すと、ばっと顔が赤くなります。

そんな中・高生でした。

バナー1 ←続いてもいいでしょうか?

イヤでも続きます!

ガムシャラバタフライ

訪問介護の先生に、

「あせっていますね」

と、言われてしまいました。

い

2人組みでいらっしゃるのですが、

2人ともそうおっしゃいました。

そうですか?

今年は一回もボディボードに行かなかった。

今年は一回もコンサートに行かなかった。

今年は一回も旅行に行かなかった。

友達に会うのは、月に数回あるかないか。

娯楽は、DVDとネットと読書。

当面は(というかあと数年?)、就職を控えます。

これのどこがあせってるってゆーんじゃー!

「あせってるかもしれないねぇ」

そう?お母さん?

「社会に関わろう、かかわろうとしているでしょう。」

そうかな?

「友達に誘われたら、無理してでも出て行くし、

 仕事はしていないけど、

ブログを仕事みたいに毎日続けているでしょう」


確かに。

そして、自分の考え方が基本的に、


「人生前のめり、後の事なんか知るかー!」


な、事は、自分がいちばん良く知っています。

でも、お尻に付いてる物に気がつかないままなのは、

このトシですので、いくら何でもマズいのです。

努めて、ゆっくりとしてみましょう。

でも、それって具体的にどういうこと?

蝶汗

それが分らないよ~!

若さと美貌、地位と名誉、財産。そんなモノより

(イヤそれも充分欲しいですけど。)

客観性が、欲しいです。

あっ、それよりすこやかな脳が欲しい!

バナー1 ←欲しいものが、多すぎる私にチョップ!

装う ということは

母の考えが、分らない時があります。

私に洋服を買わせよう、

買わせようとすることもその一つ。


いさかい


アンタは服屋のまわし者かー?!

というくらいのプッシュ。

「あんたは病気を持っているでしょう。

 だからなおさら、

人からなめられるような

外見でいて欲しくないんだよ。」

私はわりと、普段の服装がどうでもいい人間です。

母の考えが、昨日までは納得できませんでした。

昨日までは。


障害者手帳をもらうために、

一人で保健所まで行ってきました。

係員の方を呼んでもらって、説明を受けます。

用意しなければならない書類は数点。

シンプルでした。

「必要な書類がけっこうありますね。」

と、それでも私は軽く言ったのでした。

「私、忘れちゃうかもしれないですね~。」


その瞬間、係員さんは微妙な笑顔を浮かべて、

「そうでしょう。メモを作っておきますね。」

……あっ、私、今、見下げられた。

ふつうの人間関係ならば、

この謙遜(?)は否定されるべきです。

でも、ごく当たり前に肯定した。

6

アンタに私の知性・理性・社会性・記憶力の

どれだけが分かるとゆーんじゃー!!!!

「ああ、ありがとうございます。」

と、にこやかに笑いながら、

体の奥が熱くなるのを感じました。

そして、すばやく今日の自分をチェックしました。

服は、こないだ買ったばっかりのワンピ。

上品に見えるはずです。

バックは去年オペークで買ったもの。

まだ古くはありません。

軽く、あっさりとしたメイク。

ゲランのオレンジのグロス。

見た人を不愉快にはさせないでしょう。

「あんたは病気を持っているでしょう。

 だからなおさら、

人からなめられるような

外見でいて欲しくないんだよ。」

心が静かに落ち着いてくるのを感じながら、

母に感謝しました。

深く。


バナー1 ←すべてのお母さんたちに、お疲れさまとありがとうを。

ちょこっとイベント☆

前々から見ていただいた方、毎度ありがとうございます。

新しくやってきていただいた方、いらっしゃいませ。

改めまして、ぽこというものです。


ここ3日ばかり、ブログには1日平均700名ほどのお客様が

いらっしゃっています。

でも、コメントがほぼない……


さびしいですよ!


と、いうわけで、ここのコメントに足あとというか、

軽い気持ちで一言いただければと思います。


どうぞよろしくお願いいたしますm(-_-)m

まだリタイアなんてしないでしょうに PART3

フランスでは年配の女性ほど鮮やかな色を

身にまとうと聞いたことがあります。

ピンク・赤・紫。

老いた肌にこそ、鮮やかな色が映えるのだと。

ご存知でしょうが、

花椿という資生堂の広報誌があります。

それが、パリ特集をやったときがありました。

その中に、オープンカフェでお茶を飲む

2人の老婦人の写真がありました。

この2人が着ていたスーツがすごかった。

りたいあ

一人は、鮮やかな赤。一人はド紫。

濃いピンクのリボンやコサージュを身につけて。

デコライティブな帽子をちょんと乗っけて。

唇には真っ赤なルージュつけて。

まっさおの空をバックにして、

堂々とお茶を楽しんでいた。

「まだリタイアなんかしないでしょうに」

って、いくつまで言っていられるでしょうか?

とりあえず、そのおばあちゃま方は、

まだリタイアなんてしてないんでしょう。

私なんか、

あのおばあちゃま達に比べたらほんのひよっこです。

長く助走を取った方が

より遠くに飛べるって聞いたのです。

40歳なんて、すぐ!

って、

自分に言い聞かせている最近の私なのでした…

バナー1 ←最後の押しがイマイチ弱い私を押してやって下さい。