トゥ センシティブ トゥ リブ
「池袋ウエストゲートパーク」を、
半年かけて、やっと見終わりました。
長かった……
(今さらかよ!というツッコミは無視。)
陰性症状か何か分りませんが、
ずっと映像・音声に対して神経過敏だったのです。
やっと立ち直った気がする……
ひどい時は、
「いいとも」見ながら泣いちゃったりしてたからなぁ。
番組の企画意図が台なしだよ!
笑わせてもらわなくっちゃ!
元々は「ゴッドファーザー」や「狼たちの午後」系の
映画が好きだったはずなのに、
「シンデレラマン」にすら、耐えられなかったの!
しかも、“殴り合いのシーン”じゃなくて、
“生活苦のシーン”がもう辛くて見ていられない。
そんな泣いてばっかりの日々に
やっと終止符が打たれた……
なら、いいのですが。
どんな病気でも治るのには波があるからね。
これは大きな通過点だったけど、
戻ってきてしまう可能性もあるわけで。
気を抜かずに自分を見守っていたいと思います。
お互いに自己管理には気をつけましょう♪
美女傾国す まだ続くの巻
新入社員の小川さんは、
美人ですが体の弱い人のようです。
いつでも青い顔をして、
いつでもフラフラしながら仕事をしています。
いつでも定時に帰っていくのは、
病院通いでもしているからでしょうか。
この小川さん、お洋服が個性的。
上質そうな素材の、デザインが凝った服を
さらりと着こなすお洒落さんでもあります。
どこで買うのかな?
「××って知ってますか?」
あ、装苑で見てるよ。
「私、そこのお洋服が大好きで。
お店に行くと、
止まらなくなっちゃうんですよね。」
へーえ。
「私も一着、欲しい」と思うのが人情です。
やってきました、そのお店。
彼女の着ていたワンピースの、お値段を見て、
びっくり。
ほとんどまるまる私達の給料1か月分!!
どうやって買っているの!?
「仕事終わった後に、バイト入れてるんです。
午後6時から、午前2時まで。
生活費はギリギリに削ってます。
絶対、ばれたりしないはずです。」
ええと、会社には確定申告ってものがあってね……
ま、ええか。
だってこの会社……。ま、ええか(笑)。
女の子のように考えてよ、もしも完全な世界を望むなら
今日のブログは10/28からの続き物です。
よろしければさかのぼってそこから読んでやってください。
m(-_-)m
処女を喰われた女友達の敵討ちのために、
ヤリコンに駆り出されたぽこ。
「向こうはヤリコンだと思ってタカを括ってるの。
そこを食べるだけたべて、飲むだけのんで、
それだけで帰って来たいの。」
今思うと、かわいそうな位ささやかな復讐だなあ…
「天然のぽこがいれば、
エロい雰囲気にならないと思うの。お願い!」
今考えると、えらい言われようだなあ…
その当日、私の準備は万全でした。
高校時代に買ったフレームの太いメガネ。
高校時代の野暮ったい服。
そしてノーメーク。
コンパにやってきた男の人が、
「えっ?」
と引いたのでした。
それでも、向こうはやる気満々です。
ボディタッチを交えながら、友達2人には接しています。
でも、私には触れもしません。
ただ、その場にいるだけでしたが、
だんだん気分が悪くなってきました。
ギラギラした希望であからさまにテラテラしてる
男の人の顔を見るだけで、お腹いっぱい。
ってか怖い。
「私、そろそろ帰ります。」
どうしても耐えられなくなって、
1時間半ほどで席を立ちました。
すると、女友達も
「私達も」
とついてきました。
あなた達は、充分、楽しそうに見えたよ?
「君達はいいじゃない、次行こうよ。」
という誘いを振り切って、女子3人はお店の外へ。
「やったー!!完全に逃げてやった!」
「あいつら、今日もやれるって思ってたよね~!!」
きゃああ、と、夜の繁華街に響く彼女達の声。
私、少しは役にたったかな?
よかったね。
でも私、
今までより何だか男の人が汚く感じるみたい。
大学1年の晩秋でした。
(小さなことですが、タイトルは
ダイアナ・キングの曲の勝手な和訳です。
パワフルで良い歌なので、機会があったら
聞いてみてくださいませ♪)
大学デビュー
今日のブログは10/28からの続き物です。
よろしければさかのぼってそこから読んでやってください。
m(-_-)m
大学デビューという言葉そのままなのが私でした。
だっさーな高校生だった私に、
女子大生はまぶしくて優しかった。
洋服の選び方、髪のブローの仕方、化粧の仕方。
会話のしかた、ご飯の食べ方まで、
私は先輩や同級生の助けを借りて、
ごんごん変化していきました。
と、同時に、男の人の態度が
あからさまに変わるのにびっくりしたのです。
私の事なんて全然無視していた男子生徒達が、
日に日に優しくなってゆくのに。
「ぽこちゃん、こないだ休んでた時のノート見る?」
だって。
キレイという事は、こんなにも力を持つのか。
驚くと同時に、外見なんかだけで態度を変える
男子生徒達に嫌悪感をいだきました。
男の人と話す時、顔が赤くなるクセは、
なぜかなくなりました。
そんなある日、
2人の女友達が浮かない顔をしていました。
どうしたの?
「処女喰われた。」
軽い気持ちで奢らせるつもりだった人達に、
お酒でべろべろにされ、
気づいた時にはベッドだったというのです。
「あいつらに、仕返ししたい。」
彼女達は、私に言いました。
「ぽこちゃん、協力してくれる?」
協力って、何を?
男の人に、傷つけられた事
「大学に入ったら、思い切り遊べるから、
中学・高校では我慢しなさい。」
と、親に言われて、
息を潜めるように中学・高校を過ごしました。
中学の1年生のある日、アニソンを歌いながら
ステップを踏んでいると、
(↑振り返ればむしろ何故そんな事を…)
通りすがりに男の子が、
「めっちゃオタク。気持ちわりぃ。」
と、大きな声で言いました。
私は成績が良く(当時学年10位前後)、
小学校で軽くいじめられて懲りた経験をモトに
いじめられないように
目立つような言動を控えていたので、
こんなあからさまな非難は初めてでした。
彼は、学年5番の成績で、サッカー部のホープ。
スタイルがすらりと良くて、ハンサムでした。
どこにも敵う所がなく、私は打ちのめされました。
が、反面、燃えるものも感じました。
「成績だけでも、奴を越えてやろーじゃないの!!」
で、次の中間試験で学年3番になりました。
スッキリ☆
でも、こんなに密かに対抗意識燃やしてたなんて
今でも思ってないだろーな。
むしろ私の事なんて忘れているんでしょう。
彼へのリベンジは成功しましたが、私の中で、
「男の人は怖い」
という意識が大きくなっていく出来事でした。
男の人と、話せなかった頃
みなさん、改めましてこんにちは。
ハチクロ最終巻を読むたびに涙してしまうぽこです。
ハチクロに影響されて、
自分の学生時代の話をしよっかなーと思います。
しょっぱい話なので、お嫌な方はスルーでお願いします。
さて。
ウチは、女ばっかりの3姉妹です。
小学校中学年の時でしょうか。
正月に親戚が集まった時、
酔ったおじさんの一人が言いました。
「お姉ちゃんは、かわいいねぇ。
○○ちゃん(妹)は、きれいだねぇ。」
そして、私を見て一瞬言いよどみ、
「ぽこちゃんは、かしこそうだねぇ。」
……「かしこそう」って、どんな褒め言葉なの?!
と、今の私ならつっこむところですが、
そうなんだ、と、幼い私は素直に思いました。
かしこさが私の最大の美点なんだ、と。
じゃあ、伸ばしていきましょう、と。
多少の美しさや可愛さは、いらないや、と。
ごんごん本やマンガを読みました。
そして、小さなオタクが出来上がりました。
得意分野は、陳舜新です(今は忘れてしまいましたが)。
不得意分野は、男の子です。
男の子と話すと、ばっと顔が赤くなります。
そんな中・高生でした。
イヤでも続きます!
ガムシャラバタフライ
訪問介護の先生に、
「あせっていますね」
と、言われてしまいました。
2人組みでいらっしゃるのですが、
2人ともそうおっしゃいました。
そうですか?
今年は一回もボディボードに行かなかった。
今年は一回もコンサートに行かなかった。
今年は一回も旅行に行かなかった。
友達に会うのは、月に数回あるかないか。
娯楽は、DVDとネットと読書。
当面は(というかあと数年?)、就職を控えます。
これのどこがあせってるってゆーんじゃー!
「あせってるかもしれないねぇ」
そう?お母さん?
「社会に関わろう、かかわろうとしているでしょう。」
そうかな?
「友達に誘われたら、無理してでも出て行くし、
仕事はしていないけど、
ブログを仕事みたいに毎日続けているでしょう」
確かに。
そして、自分の考え方が基本的に、
「人生前のめり、後の事なんか知るかー!」
な、事は、自分がいちばん良く知っています。
でも、お尻に付いてる物に気がつかないままなのは、
このトシですので、いくら何でもマズいのです。
努めて、ゆっくりとしてみましょう。
でも、それって具体的にどういうこと?
それが分らないよ~!
若さと美貌、地位と名誉、財産。そんなモノより
(イヤそれも充分欲しいですけど。)
客観性が、欲しいです。
あっ、それよりすこやかな脳が欲しい!
装う ということは
母の考えが、分らない時があります。
私に洋服を買わせよう、
買わせようとすることもその一つ。
アンタは服屋のまわし者かー?!
というくらいのプッシュ。
「あんたは病気を持っているでしょう。
だからなおさら、
人からなめられるような
外見でいて欲しくないんだよ。」
私はわりと、普段の服装がどうでもいい人間です。
母の考えが、昨日までは納得できませんでした。
昨日までは。
障害者手帳をもらうために、
一人で保健所まで行ってきました。
係員の方を呼んでもらって、説明を受けます。
用意しなければならない書類は数点。
シンプルでした。
「必要な書類がけっこうありますね。」
と、それでも私は軽く言ったのでした。
「私、忘れちゃうかもしれないですね~。」
その瞬間、係員さんは微妙な笑顔を浮かべて、
「そうでしょう。メモを作っておきますね。」
……あっ、私、今、見下げられた。
ふつうの人間関係ならば、
この謙遜(?)は否定されるべきです。
でも、ごく当たり前に肯定した。
アンタに私の知性・理性・社会性・記憶力の
どれだけが分かるとゆーんじゃー!!!!
「ああ、ありがとうございます。」
と、にこやかに笑いながら、
体の奥が熱くなるのを感じました。
そして、すばやく今日の自分をチェックしました。
服は、こないだ買ったばっかりのワンピ。
上品に見えるはずです。
バックは去年オペークで買ったもの。
まだ古くはありません。
軽く、あっさりとしたメイク。
ゲランのオレンジのグロス。
見た人を不愉快にはさせないでしょう。
「あんたは病気を持っているでしょう。
だからなおさら、
人からなめられるような
外見でいて欲しくないんだよ。」
心が静かに落ち着いてくるのを感じながら、
母に感謝しました。
深く。
ちょこっとイベント☆
前々から見ていただいた方、毎度ありがとうございます。
新しくやってきていただいた方、いらっしゃいませ。
改めまして、ぽこというものです。
ここ3日ばかり、ブログには1日平均700名ほどのお客様が
いらっしゃっています。
でも、コメントがほぼない……
さびしいですよ!
と、いうわけで、ここのコメントに足あとというか、
軽い気持ちで一言いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたしますm(-_-)m
まだリタイアなんてしないでしょうに PART3
フランスでは年配の女性ほど鮮やかな色を
身にまとうと聞いたことがあります。
ピンク・赤・紫。
老いた肌にこそ、鮮やかな色が映えるのだと。
ご存知でしょうが、
花椿という資生堂の広報誌があります。
それが、パリ特集をやったときがありました。
その中に、オープンカフェでお茶を飲む
2人の老婦人の写真がありました。
この2人が着ていたスーツがすごかった。
一人は、鮮やかな赤。一人はド紫。
濃いピンクのリボンやコサージュを身につけて。
デコライティブな帽子をちょんと乗っけて。
唇には真っ赤なルージュつけて。
まっさおの空をバックにして、
堂々とお茶を楽しんでいた。
「まだリタイアなんかしないでしょうに」
って、いくつまで言っていられるでしょうか?
とりあえず、そのおばあちゃま方は、
まだリタイアなんてしてないんでしょう。
私なんか、
あのおばあちゃま達に比べたらほんのひよっこです。
長く助走を取った方が
より遠くに飛べるって聞いたのです。
40歳なんて、すぐ!
って、
自分に言い聞かせている最近の私なのでした…












