邦衛先生、語る | 統合失調症の海をゆく

邦衛先生、語る

先日は訪問介護の日でした。

先生は、2人組でいらっしゃいます。

一人は、私と同年代のにぎやかな女性、

もう一人は田中邦衛さんに何となく似ているので、

ひそかに「邦衛先生」と、呼んでいます。

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30分の訪問時間は、ほとんど雑談になります。

両親が田んぼを作っていること、園芸も趣味であること、

私がペットを飼いたいが、反対されていること……

その中で、邦衛先生は話し出したのです。

「違う業種の友達を、3人は作っておきなさい。」

な、何ででしょう?

「同じ業種の友人やとね、結局仕事のグチになる。

そうじゃなくて、仕事以外の話、

腹立った事も辛い事も、何でも話せる友達を

作っておくといいわ。」

は、はい。

「調子良くない、辛い時が友達の見極め時やよ。

 楽しそうな人間には、誰でもついて行きたいやろ?

 そうじゃなくて、暗くて辛い自分につき合ってくれる。

 それが、本当の友達よ。それ以外は、心の中で切る。」

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彼氏にふられた時、即座に連絡をくれた友達の顔が、

2、3人浮かびました。

「俺なんか、人生の残り時間が、あと2845日しか

 ないと思っとるからね。

嫌だ、と感じた奴とは付き合わんよ。」

その残り時間、多いのか少ないのか分りませんが、

その考え方は良いなあと思います。

今すぐ真似するのは難しいですが。

「それとね、自分を大事にしなさい。

 人の言うことに、左右されない。」

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これを言われて、本当にビックリしました。

長くなりそうなので、続かせてくださいm(-_-)m