ふがいないや | 統合失調症の海をゆく

ふがいないや

矛盾だらけで、ふらふらしてて、

このトシになっても、

周りの人をハラハラさせているようです。

工芸の先生に、ある日尋ねました。

「作品を作る上で、やっておいた方がいいことって、

 何ですか?」

先生は、ちょっと考えるように黙り込み、

「ええとね、人間の細胞って、分子レベルで言うと、

 どれくらいあると思う?」

は?えーと……

「100兆(もしくは60兆という説も有り)

あるんですよ。」

す、すごいですね。

「ぽこさんの意識は、

100兆の細胞を支配しているんです。」

つまり、細胞の女王様ですね。

「そう、女王様っても言えるかな(笑)。

ぽこ女王が細胞に対して適切に暮らしていれば

国民は快適だし、

無理や無茶をすると、国民たちだって反乱を起こす。」

細胞

なるほどです。(でも、それと私の質問のつながりは?)

「私が見ていたところね、

ぽこさんは周りの人と人生のリズムが

 ちょっと違うみたいですね。

 それが悪いって言うんじゃないんです。

 そのリズムを、

無理やり周りに合わせようとしているでしょう。

 そうじゃなくて、自分のリズムを大事にするんです。

 自分の中に、一本芯を持つ。

 それが今、私が思う、ぽこさんに一番大事なことですよ。」


……私、まだまだです。

人間としても、まだまだです。

芯ってなんだって、まだ分りません。

物心つく前から、「普通にしないと」

と、思ってきました。

その普通の定義もあいまいなまま、

ぼんやりとしたものを求めて、ここまできました。

そうじゃないものを求めていいんでしょうか。

どうやったら辿りつけて、作り出せるんでしょうか。

最近、そんなことを考えています(思春期みたいですけど)。

ここで怠けてはいけないんだろうなあと思います。

(芯ってまず、「寝ること」ですよって言われました。

それならしっかりやっています。ほぅ(安心)。)