生活習慣病の共通点 | 健康管理!あなたの健康が家族の一番の願いだから

生活習慣病の共通点

 三大成人病
成人病というのは、ひとつの病気を指しているのではなく、
動脈硬化、高血圧症、心臓病、悪性腫瘍、糖尿病、通風、その他、骨の退行性変性など、

40代~60代半ばの中年から老年に向かう働き盛りに
発症することが多い病気の総称です。
なかでも特に、ガン、心臓病、脳卒中を、三大成人病と呼びます。

成人病のなかには、慢性的な疾患が多く、悪い生活習慣が病気の引き金となる、
あるいは病気の温床となっていることから「生活習慣病」と呼ばれることもあります。

これらの多くには、いくつかの共通点があります。

●働き盛りの中年以降の人の罹患率が多いこと。
●問題のある食事習慣・・・栄養管理が悪く栄養に偏りがあったり、食べ過ぎている。
●運動不足

など
成人病の多くは、最初の頃、自覚症状がないままに症状が進行していきます。
そのため木がついたら手遅れとなっていたということも少なくありません。

40代~60代、という年代は、仕事や子育て、そのほか人生で最も多忙を極める時期です。
ストレスも多く、自分の食事や健康を振り返る余裕がないという人が多いでしょう。

また、ストレスから食べ過ぎて肥満になる人も急増しています。
ガリガリにやせた栄養不良状態は決して良いとはいえませんが、でっぷりとお肉が
ついているからといって栄養的に満点か、というと決してそうではありません。

かえって必要な栄養素に欠けている「栄養失調」ということも少なくないのです。

まずは、毎日できる生活のひとつひとつのことを改善することが、
成人病の最大の予防
となるでしょう。