こんにちは、kiloです。
今回は素材編の続編ということで、レーヨンについてみていけたらとおもいます。
レーヨン
今回のレーヨンですが、これも前回のアセテートと同じく木材パルプを原料として作られています。ですので、レーヨンは化学繊維の中でも再生繊維という部類に属しています。
この数日の記事で木材パルプを原料とした繊維の特徴をたくさん見てきましたが、レーヨンもかなり似ている部分が多いです。
では特徴を見ていきましょう。
特徴
・シルクに似た感触、光沢
・とろみがあり、高級感を演出する
・軽い素材で、春夏向け。
・水に弱い
・シワができやすい
といったところでしょうか。
この手の繊維はシルクに似た見た目をしていることが多いです。それは、シルクを人工的に作ろうと思って開発された素材だからです。
ですから、高級な服の裏地などに用いられてることも多いです。
取り扱い
そんな高級感たっぷりなレーヨンですが、水に弱いという最大の弱点を持っています。
ですので家庭用の洗濯機で安易に洗濯してしまうとすぐに縮んでしまいます。
また、シワができやすい素材ではありますが、スチームアイロンをしてしまうとまた水分と結合してしまい縮んでしまいます。
では、今回はこのへんで。