『ヒマだと言えたら…』 | こんな危険な世の中だから

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「危険を感じるものには近づかない」を
モットーに生きている私が、日々思った
ことを綴っています。


昨日「吾輩はヒマである」という記事を書いて、前はヒマだって言えなかったなぁと思った。


ヒマって、よくないことだと思ってた。


会社に勤めていた時、3年間は忙しい部署で、もう3年間はヒマな部署にいた。


仕事がなくても、上司に仕事は自分で探せって言われてるから、ヒマだと思われてはいけないと思っていた。
(せっせと仕事を見つけていた)


ある時、上司の前で秘書室の女性に「いつもヒマそうだよね~」って言われた。


まさか上司の前で「はい、ヒマなんです」とは言えなくて、「いえ、そんなことありません…」と答えた。


そしたら、秘書室の女性は「あんなにヒマそうなのにね~。仕事分けてあげた~い」と笑いながら去って行った。
(秘書室も、ほぼ定時で帰ってたけどね)


秘書室とは隣合わせの部屋なので、お茶出しや電話の応対など、手伝えることは手伝っていたつもりなんだけど、足りなかったのだろうか?


ヒマなのに、ヒマじゃないふりをしていたから、気に入らなかったんだろうか?


それは分からないけど、私がヒマだと思われないようにしていたのは、周囲には見抜かれていたということだ。


「はい、ヒマなんです~」って言えたら、楽だったのかな?


いや、それよりも、ひと言で相手を黙らせる言葉があったら知りたかったな…(。-∀-)