vol.621
 
赤字に苦しむ会社のお助け相談役
株式会社シー・エス・ブレイン
代表取締役
鈴木伸治(すずきしんじ)です
 
 

利益が出ると税金は発生します
 

税金と聞くとみんな嫌な気持ちに
なりますよね
ついつい感情的になります
 

そして過度な節税に走り出す
そうすると会社の財務は、、、、
 
 
 

会社経営を財務的な視点からみると
目指すべきは
 
預金の増加
 
です

あえて預金と表現し現金を含めて
いないのには理由があります
 

中小企業にありがちな現金管理の
杜撰(ずさん)さからくる
 
現金残高の増加
 
があるからですチュー
 

通常  預金から現金を引き出せば
預金残高は減って現金残高は増えます

 
会社に関連した経費であれば
領収書を入手し現金は減少します
 

しかし社長の個人的なことに
お金が消えれば領収書はありません
となると現金は減らないわけです
 

つまり異常に大きい現金残高
がある場合は
 
役員貸付金
 
となっているケースが多いんです物申す
 

では

いくらくらいの預金を手元に
残せばよいのでしょうか⁉️
 

いろいろ考え方はありますが
最低でも

平均月商(月の平均売上高)
の2ヶ月分
 
があるか確認してください爆笑
 

できれば
 

平均月商の3ヶ月分
 

は欲しいところです
 

自然災害や経済恐慌などで
甚大な被害にあっても
会社を維持存続することを
考えるならば

 
平均月商の6ヶ月分
 

を目指しますプンプン
 

できるかどうかではなく
目指すかどうかです‼️
 
 
中小企業の社長は売上や利益には
関心がありますが
預金残高について意外と知らない
 

預金を増やすためには2つ方法
があります
 
ひとつは


利益を増やすこと
 

もうひとつは


借入金を増やすこと
 
 

利益を増やすには避けて通れない
のが税金の支払いです
 

税金が嫌いと感情的になって
過度な節税をし


利益を減らし預金を減らせば
勘定が足りなくなります
 

まずは預金残高を平均月商6ヶ月分
にすることを目指して
利益をコツコツためていきましょう
 
 

また借入金を嫌うあまり感情的
なり借入をせず
結果的になかなか預金が増えず
いつも資金繰りに奔走している
経営者がいますえーん
 


やたらめったら借りまくるのも
問題ですが
まずは運転資金くらいは借入をして
預金残高を増やしておくべきです物申す
 


もちろん借入をするためには
返済原資となる利益を出して
いなければ
銀行から信用されず融資を
受けられません


 
そういった意味でも

利益を増やす

ことは重要ですウインク
 
 

財務改善においては
 

感情的にはならず
勘定的になりましょう
 


 本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございます