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県立美術館で開催された、

千葉市美術館所蔵 浮世絵の美展

へ行ってきました。


ずっと楽しみにしていたこの浮世絵展、気付けば開催期間があとわずか…!

先日のお休みに慌てて駆け込みました。


すごーく素晴らしかった…!


浮世絵、って人物を描いたものでも風景を描いたものでも、ぱっと一目で「浮世絵!」と分かる、教科書に載っているような絵しかすずは知らなかったのですが、ジャンルや作者によって色々な印象の絵があって、すずの中の浮世絵のイメージがぐっと広がりました。


すずが一番見入ってしまったのが、鈴木春信の作品。

浮世絵、って大人向けの絵、というイメージで可愛い印象は無かったのですが、春信の絵はとても可愛いんです。

色使いや表情、線が柔らかくて、春信の絵の女性はどれも少女みたいに初々しい。

着物の柄も、お洒落!

アンティークの着物屋さんにあるような、モダンでお洒落な着物を着た女性たちが描かれています。



パンフより…

「浮世絵」は江戸時代の町人社会を中心に、庶民の好みや流行に合わせ、多くは木版で量産され盛行しました。一方で、近世風俗画の流れを受け継いだ1枚ものの絵も描かれ続け、これらは「肉筆浮世絵」と呼ばれます。浮世絵で描かれる美人画・役者絵・風景画といった主題は、当時の時代の先端をいく風俗を表現したもので、その明るい色調・平面的な構成は、ヨーロッパの印象派の画家たちにも大きな影響を与えました。




江戸の文化、というのはすごく豊かだったそうです。

物質的にはもちろん現代の方が豊かだけれど、文化が豊か、というのは当時の人の心が豊かだったということなんだろうな、と思います。

江戸時代の日本って、リサイクル率がほぼ100%だったそう!

例えば着物でも古くなったら端切れにして、徹底的に使っていたとか。

もちろん鎖国をしていたことで、国内での自給率が高くならざるを得ない環境であったにしても、すごい!と感心してしまいます。

今、地球環境のためにリサイクル!、と言われていますが、昔の日本では当たり前に自然に出来ていたことなんだなぁ…。





そして、こんな可愛いものを自分のお土産に心

家紋のクリアファイル!

うさぎや小鳥、お花なんかもあってカワイイ。


リサイクル、ますは無駄なものを増やさない、ということからですが…

これは実用も兼ねて。

お仕事中も出来るだけ好きなものに囲まれていたいしねー。