身近な法律問題あれこれ、司法書士のブログ

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法律あれこれ、素人目線。専門家目線で実際どうなのを開設します。福岡県司法書士会所属 
http://shihoshoshi-kashiwagi.com/

田舎の女性司法書士のブログです。

債務整理や成年後見、相続にまつわる話を

中心に法律知識の紹介をしています。

たまに英語の話をしたりもします。

福岡県行橋市にて個人事務所を経営しています。

司法書士柏木事務所


オンライン相談などお気軽にお問い合わせください。

人を許せないでいると確実にお金は減る。

と思うようになってきた。

怒りはタバコより有害なのではないか?

怒りの感情はトラブルを呼ぶし

トラブルがあれば余計な支出が増える。

怒りをコントロール出来なければ

物を壊したり、人に当たったりして

物理的な破壊や傷害があれば

修繕費、治療費がかかる。


夫婦関係でお互いが相手を許さなければ

家庭不和を呼び

不倫、借金などのトラブルを呼び込む。


我々、法律関係の専門家は

トラブルが飯の種と言えばそうなので

トラブルが無ければ困る面も

あるのかも知れないが

でも、あまりのトラブルには

心が痛んでしまう。


だから、早く相手を許してね、と思う。

相手が許さなくても、

自分は許した方がいい。

もし、自分が許しても相手が許さなければ

その関係性はそこで終わりかも知れない。

でも、自分さえ相手を許せていれば

多分、前を向いて進めるはずだと思う。

すごく難しいけれど

でもきっと自分自身のためになるし、

いつかは自分を許さなかった相手の

ためにもなると思う。

棚ぼたみたいな形でお金を手に入れる。

そしてそれを抑制もなく浪費する。

もしかしたら、それで前から欲しかった物を

手に入れたかも知れないし。

借金を完済することができたかも知れない。

ただ、中毒状態になった

アルコールやギャンブルに使ってしまった

かも知れない。


で、それで、待望のお金を労なく

手に入れた後

私たちは前より幸せになれただろうか?

と問いたくなる。


法律関係の仕事は金銭の問題

一番直接的なのは借金の問題で

お金の出入りを常に観測し続けている。


お金を使ったり、無くしたり

手に入れたりしている人を

外から見ていると、

で、その結果、観察対象の人たちは

幸せに近づけたんだろうか?

と考えてしまう。


別に私たちはお金それ自体を

求めている訳ではない。

幸せになる手段の一つがお金だから…

私が関わった仕事の結果、依頼者の方たちは

少しでも幸せに近づいて欲しいと思う。

人権と言うのは守られなければ

ならないし、私たち法律家は

特に個人の意思や権利の侵害が

されぬよう職務を全うせねばなりません。


ただこれは現代社会の価値観であり

歴史的に考えれば新しい概念

だと思います。

社会が進化したことによって

個人の権利まで擁護する余裕が

出来てきたことの証なのでしょう。


より貧しく、個体の存続が困難な

社会では、個体よりも共同体の維持が

優先されます。

そこでは職業選択の自由だとか

結婚の自由だとかの概念はなく、

共同体の長たる村長などが行動を

決定し、共同体の存続のために

弱い個体を切り捨て、ヨソモノからの

略奪を行うこともある。


場所の特定はされないものの

おそらく東北の貧しい漁村を

束の間潤わせる僥倖は、

お船様と呼ばれる難破船。

船員が生きていれば殺し、

難破を誘うための儀式や方策まで

こらし生き延びようとする寒村の共同体が

淡々と冷徹に描写されており、

冷え冷えとした厳しさを

思い起こさせます。


今、自分が正義と思うことは絶対では

なく、価値観など周辺状況により

あっという間に崩壊させられる

ことを思えば、自分の職業の礎である

法を無闇に振りかざすことに

常に逡巡を抱き続けるぐらいが

ちょうど良いかと思うのです。