こんばんは。と、書いてしまうのは、


意外にも目


読んでくださる方がたくさんいらっしゃるので、嬉しく思うからで、

やっぱり読み手を空想してしまうからです。


さて、今日はオペラコンサートの受付を頼まれ、わたしがいつも

いつも参加している勉強会の先輩達と、会場へお手伝いに行ってきました。


受付とはいえ、素人の身でありながら舞台の傍らに置く花ブーケ1をアレンジメントしたり、

楽屋裏で作業を手伝ったりしてたら、

普段着の男性の外人さんから「アイロン、持ってナイ?」なんて訊かれて。

演奏が始まって、舞台袖から見たとき分かったんですけど、

その人、指揮者だったんですよ。すっかり燕尾服に着替えていてね。

自ら衣装にアイロンかけるんだな、と微笑ましく思いました。


受付の仕事は、開場時間と同時に、行列を成していた

たくさんのお客様に挨拶し、チケットを捥いで、

目録パンフレットを渡し、「どうぞごゆっくりお楽しみください」と添える

まったく未経験のことで最初は戸惑いましたが、だんだん慣れてきて

楽しく終えることができました。


受付がおちついた時に、一緒に手伝った勉強会の先輩の一人と

ちょっと遅めのランチをとりに行った時のこと。

先輩が

「最近飲んでいる4年物の梅酒は、まろやかになって美味しい。市販のは甘いから

砂糖を少なめにして梅酒は自分でいつも漬けているのよ」

と何気なく話すので、わたしも

「あの漬かっている梅をガリガリ食べるのが好き」

と言ったら、

「ええ!?あれを食べるの?うちは食べないから」

と返され、「じゃあ漬かっている梅の実を持ってきてあげるよ」

と、いったんお家に取りに戻ってくださって。(会場近辺なので)


梅の実をたくさんジップロックに入れ、梅酒まで小瓶に入れてきてくれて、

さりげなく素敵なお土産をくださいました。


わたしもそんな風にさりげないことを、自然にできるようになりたいな

なんて思いました。


帰宅して、さっそく晩酌でいただきました。

さすが、4年物! 梅の実もぜんぜんガリガリしていません。

梅もお酒もそれぞれが風味を増していて、貫録のある味わいでした。

お砂糖少な目にも関わらず、

梅自体の甘さが引き出されている、時間の成せる技なんですよね、きっと。

「儲けもの」とは、こういうことを云うのでしょうね。

先輩、稀少なものをありがとうございました。

おかげさまで、今日は疲れ知らずです。


すっかり酔ってから書いているので、おかしな流れになっていたら

すみません。汗

明日自分で読み返すのが楽しみです。


梅