長野市の 苅萱(かるかや)山西光寺です。
浄土宗。
このお寺は”絵解き”の寺として、有名なのだそうです。
絵解き とは、宗教者による絵を用いた文芸・芸能のことだとか。
(絵の画像は、西光寺HPより拝借)
こんな絵を見せながら、仏教のお話しを
わかりやすく面白く語るものらしい。
(有料と聞いて、うちの”お連れさま”(爆)が
「体験しない」を選択する、というよくあるパターン)
あとで、どんなお話しなのかを調べたら、
僧になった父を追い求めて、母子が会いに行く。
女人禁制のお寺に、母は入れず、ムスコを待つ間に
母、亡くなってしまう(泣)。
父子は、お互い親子とわかっているのに
名乗れず、ムスコは父の弟子となる・・・
といった物語らしい。なんとももどかしいのう・・・。
パパが、どんな理由かわからないけれど、家族を置いて
出家しちゃうとか、
夫が居る山のふもとまで妻が来ているのに会えないとか、
親子と認識しているのに名乗れないとか、
なんだか、わたし、もやもや。
昔の人たちは、このニアミス連続に、きっと
涙を流して聞き入ったのでしょう。(ノω・、)
父親(かるかや上人)のお墓でしょうか。↑
父と子(石童丸)の出会いのシーン。↑
こちらのお寺は、善光寺七福神のうち寿老人をお祀りしています。
寿老人が左手に持っているのは、不老長寿の桃。
ビタミンいっぱいのフレッシュフルーツで、
元気でいきまっしょい!
ご朱印。