蔵王山、中旬にも警報解除検討 火山活動低下継続で
蔵王山(宮城、山形両県)に出している火口周辺警報(火口周辺危険)について、仙台管区気象台が、早ければ今月中旬にも解除する方向で検討していることが2日、分かった。このまま火山活動が落ち着いた状態が続くことが条件。仙台市で同日開催された両県や周辺6市町などの「蔵王山火山防災協議会」の会合の後、同気象台の担当者が報道陣に明らかにした。
同気象台によると、蔵王山では火山性地震が5月12日以降減少、火山性微動は18日以降観測されず、火山活動に関連した地殻変動も観測されていない。火山活動が落ち着いていることから、警報解除後を視野に入れた防災対応が必要と会合を開催した。
現在の火口周辺警報では、水蒸気噴火の想定火口域(馬の背カルデラ)から約1・2キロ圏内が立ち入り規制。会合では、警報解除後は想定火口域への立ち入りを自主規制し、注意を呼びかける看板を設置することなどを盛り込んだ防災対応策を了承した。
想定火口域の外側や御釜(おかま)への降り口、登山口に注意喚起の看板を約50枚設置、想定火口域を横断したり、縁にある2本の登山道は閉鎖する。
宜しくお願いします
自己責任で登りますから…
その日が来たら
混むだろうな…