金正恩氏、農業機械を視察 「食糧難」で現代化目指す | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎金正恩総書記が農業機械展示会場を見て回る

 

 

【平壌1月3日発朝鮮中央通信】党中央委員会第8期第9回総会の思想と精神を体して新しい勝利への跳躍のための総進軍気勢で2024年の力強い歩武を踏み出した全国の人民の熱気が非常に高揚している中、国の農業機械工業発展方向を明白に確定する上で重要な契機となる農業機械展示会「農業機械工業発展―2023」が平壌の3大革命展示館で行われている。
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が1月2日、農業機械展示会場を見て回った。
 金徳訓、趙甬元、李日煥、金才龍、全賢哲、呉秀容、朱哲奎、李哲萬、楊勝虎の各氏をはじめとする党と政府の指導幹部が同行した。
 会場には、各種のトラクター、田植え機、農業用無人ヘリ、小麦・大麦播種機、移動式トウモロコシ・コンバインをはじめ農業委員会と連関部門との協同の下で設計、製作された数百余種に及ぶ農業機械が展示された。
 敬愛する金正恩総書記は、展示された農業機械を見ながら性能と技術的特性を具体的に調べた。
 金正恩総書記は、当該の農業機械生産単位と関連単位で自らの技術力でわが農村の実情に合う効率的で、性能の高い農業機械を製作するために多くの努力を傾けたことを評価した。
 金正恩総書記は、新時代の農村革命綱領が明らかにした農産作業の機械化目標の実現において数字より質が優先であり、基本であるという観点を持ってわれわれの現存農業機械製作技術力に対する正確な評価を下し、それに基づいて展望的な発展計画を科学的に作成するのが何よりも重要であると述べた。
 金正恩総書記は、現時期、農業機械工業分野で飛躍的改変をもたらすのは革命の緊迫した要求であり、また新時代の農村革命綱領遂行のための重要な保証になると述べ、農業機械発展戦略を正確に樹立し、農業機械生産部門の近代化と能力造成を促す上で提起される原則的問題とそのための綱領的課題を明らかにした。---

 

◎金正恩氏、農業機械を視察 「食糧難」で現代化目指す

 

 

 北朝鮮メディアは3日、金正恩朝鮮労働党総書記が2日、首都平壌の三大革命展示館を訪れ、農業用機械の展示会を視察したと報じた。金氏は党重要会議で2022年の農業生産が十分でなかったことから、23年は「深刻な食糧難」が問題になっていたと言及しており、農業生産の現代化を目指す考えだ。
 党重要会議は23年12月30日まで開かれ、金氏は新型コロナウイルスによる防疫措置や経済制裁への対応などに追われた中、食糧難の解決は「特に切迫した問題」だったと指摘。一方で23年の穀物生産は目標を達成したとしている。
 展示会の視察には金徳訓首相ら党や政府の幹部が同行した。(共同)