たがしゅう先生のグルカゴン熟考 | 鈴木内科クリニック院長ブログ

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~食事で健康になれるはず~

たがしゅう先生の結論

 

「糖尿病はやはりインスリンの作用不足を発端として引き起こされる現象であり、その結果、適応反応としてのグルカゴン分泌が過剰に引き起こされて結果的に不利益な血糖値スパイクや持続高血糖が引き起こされてしまった状態だ」ということです。

 

従って、「グルカゴンを抑える治療アプローチは根本原因を放置したままとりあえずのアンバランスを是正する行為であり、根本的には再びインスリンが作用できるよう環境を整えること、もしくは筋肉がスムーズにブドウ糖を利用できるように筋肉活動を活発にさせることではないか」


なんと、結論が一致してしまった。彼のいうとうり、グルカゴンが悪いわけでもない。インスリンの作用不足が発端というのも、GLP-1の助けがないとインスリンは作用不足になるから悪くない表現だ。

グルカゴンを抑える治療アプローチはとりあえずのアンバランスを是正する行為であるというのもそのとうりだと思います。ただ注射で抑えるより、なぜ上がってしまうのかを是正する必要があります。

最後がまた素晴らしい。根本的には再びインスリンが作用できるよう環境を整えること、もしくは筋肉がスムーズにブドウ糖を利用できるように筋肉活動を活発にさせることではないか。もうまさにそのとうりとしか言いようがないです。

 

そのためには糖質を避けていては無理だと思うのですが、、、、、。何でここだけ僕と違っちゃうんだろう?

 

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