ある糖質制限推奨派医師の発言です。
「 糖質制限実践後に耐糖能が悪化したと心配する人へ。それは耐糖能が悪化したのではなく、もともと糖質とは人体にそういう影響をもたらすものだということ。糖質摂取習慣でそれに適応しようとするも、適応しきれなくなると身体に障害が蓄積されるということ。血糖値だけ見て本質を見失わないことを願う。」
この医師はこれだけではなく、非常に問題のある発言を繰り返している。これが糖質制限が糖毒教といわれてしまう理由です。糖質制限の最大の問題は、それを啓蒙する医師が糖質制限の利点ばかりを強調し、欠点については真摯に検討することが全くなく、詭弁を弄して一般人をだましていることに、言っている本人も気付いていないことにあります。
もともと糖質とは人体にそういう影響をもたらすもの
この思想が糖毒教。これが洗脳。
糖質とはそんなものではない。質の良い糖質はたくさんとればとるほど、耐糖能は逆にどんどん良くなる。そしてその糖質を含む炭水化物には、同時にヒトにとってかかせない食物繊維が多く含まれているのだ。
問題なのは糖質の量ではなく、あくまでも質なのにこのようなことを公言してはばからない医師の存在は非常に問題だ。
糖質制限を推奨しているが、自分はこんな考えではないから関係ないという医師の方にいいたい。
だったら、批判しあいましょうよ。個人の非難ではなく、医学的に間違っていることを放置することは認めていることと同じです。正しい糖質制限を広げたいのであれば、糖質制限推奨派医師同士で、もっと激しい議論があってしかるべきだった。そうすれば糖質制限問題がこんなにややこしくならなかったはずだ。自分も含め医師の責任は大きい。
昔、釜池先生と江部先生がやりあった時みたいに。