前略、川島なお美さま | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

前略、川島なお美さま

川島なお美さま。

驚きました。
まだ信じられません。
各局のニュースを何度も見直し、
受け入れがたい現実に、
ただただ、驚き、悲しんでおります。

なお美さんと、つい先日までLINEのやりとりをしていたのに、、、、、
舞台にお花をお贈りしたことへ、なお美さんからの丁寧なお礼、
トシさんに極秘の、毎年恒例の誕生日サプライズの計画、
今度のソロライブのこと、などなど。



思えば、僕がなお美さんと親しくなったのは、
2004年の、「魂のワンスプーン」という番組のスタジオ収録がきっかけでした。
あの時、スタンバイ中に初めてお話ししたときのことを、
今でも鮮明に覚えています。
互いに知ってる美味しかった店の情報交換でした。

ひょんなことから一緒にゴハンへ行くことになり、
あれがキッカケで、僕もワインに目覚め、
ワインの楽しみ方や選び方を少しだけわかるようになりました。
「コンビニでも美味しいワインを見つけられる」
あれは、川島さんが僕に言った名言です。

そのあと、「龍虎飯店」という番組で、トシさんとテオブロマ土屋さんの対決のとき、
なお美さんに審査員で出ていただき、
判定で土屋さんを選んだこと。
僕は悔しくて、軽井沢のなお美さんの別荘に、トシさんケーキを届け、
それに感動してくれたときのこと。

我が家でトシさんを紹介したときのこと、
一緒にタクシーに乗せて帰したときのこと、
「荒川静香さんの金メダルのお祝いをしたいから、
Bさんから、トシさんに特別なケーキをお願いできます?」と電話をくれたときのこと、
いま思うと、全てが良い思い出です。

そんな二人の出会いのキッカケを作れ、
そして、本当に結婚にまでつながったこと、
まさに運命の二人がごとく、
喧嘩しながらも、
喧嘩になるたびにこっそり相談してくれながらも、
結果、仲直りして、理想的な夫婦になっていったこと、
そんな、素晴らしいお二人の結婚は、
僕にとっての作品の1つとして、勝手ながら自慢であり光栄に思っております。

なお美さんとの数々の思い出、学んだこと、
全てが僕にとっての、
また我が家族にとっての、貴重な宝物です。

サプライズで僕の誕生日をお祝いしてくれたり、
我が子が産まれたときは、誰よりも先にお祝いに駆けつけてくれたり、
震災のときは、なお美さんがポケットマネーで貸切バスのチャーターしてくれ、
トシさんやシェフのみんなと「なお美号」で東北へ炊き出しボランティアに行ったり、
僕の電子書籍の帯に素敵なメッセージを寄せてくれたり、
どんなお願いも二つ返事でOKしてくれた、なお美さんには、
感謝しかありません。

お痩せになってもパーティーでは川島なお美らしいドレスで肩をだし、
女優魂を貫き、プロとし生き抜いた川島なお美さん。

「息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした」
と、トシさんが書いてるように
最後の最期まで、僕にとっても川島なお美らしかったです。

なお美さま、
最期まで、お疲れ様でした。
本当に、色々とありがとうございました。

天国のシナモンちゃんと、ゆっくりされてください。
心より、ご冥福をお祈りします。


すずきB