眠くてたまらぬ宵に・坂田靖子 パラレルワールドの誘い | 古書店 書庫

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綴る思いを店先に並べております。
始まりはファンblog。
いつしか本に、絵画に、日々の様々に思いは広がりました。
物語を書く趣味をもつ店主でございます。
よろしければお読みください。


生欠伸ばかりが
ぽとぽとと
落ちていく宵を迎えました。


雨はこれから激しくなるといいます。
低気圧が頭を鈍くしているのでしょうか。




ぼんやりと
異世界に紛れ込んでも
それに気づかずに過ごせるかもしれません。


では、
まず月と博士のお話です。





月が大好き。
そんな博士は願います。






博士は
一晩で月の満ち欠けを見られる
加速ベルトを発明したんです。







そしてね、
時間を速めすぎてしまったんですね。




助手さんは、
月には興味なかったそうです。

だから、
ラストはこう締め括られました。




日曜日の満月どうでしたでしょう。
店主は、
せっせとキーボードに向かっていて
見逃しました。

どうも月を見上げるには
長野の実家のシチュエーションが
向いているようです。




しだれ桜の向こうに
まさに昇らんとする山の端の月。
神秘を感じさせてくれました。



次は窓ガラスに参りましょう。





窓ガラス
その向こうは
本当にある世界なんでしょうか?






ほら
割れちゃった。

ね、
景色も割れちゃった。




割れたガラスが
もったいないと思いませんか






 
青年は
その欠片をもらいます。

そして
見つめ続けるんです。





でも
もう捨てなければなりません。





そして、
現実は戻ってきます。



窓ガラス。
店主は
次の書割に悩んでいます。

窓ガラスは雨垂れに覆われています。
うーん
どこから書きましょう。



やっと生欠伸は消えました。
のんびりライフの今、
いかに眠気に襲われようと眠眠打破は
ちょっと飲む気になれません。
よかったです。


この二作は、
坂田靖子さんの「月と博士」白泉社発行所収です。





この表紙絵。

ぼーーーっとしていたい宵には、
こんな夕焼けの空を見てしまうかもしれない。


隣り合わせの不思議な世界を覗くような
短編集です。
楽しいですよ。

店主は、
書割を書き出すと眠くなる今を
どう切り抜けようかというところでございます。

今夜は
記事に遊んで終わるかもしれません。
ないと思いますが、
もし万一物語を投稿できたなら、
頑張ったんだなと思っていただけたら嬉しいです。

書割が浮かぶまでは、
もう一記事書いていようかなと思っております。


画像は手持ちの本を撮させていただきました。
月は春のお写真です。



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