えええええっ絵はがきじゃないの?
フツーに印刷されてると思った。





 やばい

 やばすぎる


ほんと
やばい上手さ加減だよね、娘よ。
母もそう思う。


小さなお友だちから
母の日のプレゼントが届きました。





娘の台詞は
娘の希望により
そのまま書かせていただきます。

冒頭のは第一声。


お題は
〝都忘れ〟


「この花を見ると
 しばし
 都への思いを忘れられる……。」


順徳天皇の故事から
〝しばしの慰め〟が花言葉とか。



やーん
ほんと
いろいろ慰められまーす


 この葉っぱ
 濃淡ついてるよ

 いやいや
 まじか

 小学生?
 ほんとに小学生?



上手下手は関係ないと言った舌の根も乾いとりませんが、
これは
ほんとに
やばすぎる上手さ加減。


でもね、
心を打つのは上手だからじゃないですよ。




すごく丁寧に見つめる
可愛らしい一対の瞳が浮かびます。
握った色鉛筆は
女将さんのプレゼント。






ベッドを離れて
元気に学校に通う男の子は
二年生としては
小さな体でテーブルに向かいます。


百科事典かな
植物図鑑かな
お写真かな


テーブルに身を乗り出して
椅子にお膝を畳んで
男の子は覗き込みます。





この葉っぱはお花の影で
すこーし深緑。

この葉っぱは
たくさんお日様浴びて
うす緑。




一生懸命
一生懸命
ていねいに向き合っては
色鉛筆を動かします。




その一生懸命が上手に繋がって
娘は驚嘆する。

そして
店主は泣くのです。



ありがとう
ありがとう
ありがとう



画像は女将さんのblogから色鉛筆をお借りし、
いただいたカードを撮影させていただきました。
ありがとうございます。



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