頭痛は最もありふれた症状の一つです。患者さんは脳の病気を心配し来院されます。
多くのケースでは脳の検査で異常は見つかりませんが月に数名は緊急性のある患者さんと遭遇します。
危険な頭痛を見極めるコツは専門医でも迷う場合があるので是非脳検査を受けるべきですが以下の様な場合は緊急性が高いのでご参考にして下さい
1 雷鳴性頭痛 突然ガンと殴られるように発症した頭痛
くも膜下出血など脳の血管の異常を強く疑います
2 早朝などに強い頭痛
脳腫瘍などゆっくり増大する病気が隠れている可能性があります
3 手足が動かしにくい 言葉がでない 意識がおかしく上手くコミュニケーションがとれなく頭痛があるもの
脳卒中の発作を考えます
4 嘔吐を伴う頭痛
次回はよくある病気ごとに解説してゆきます