スズキ建築設計ファミリーのブログ

スタッフ全員の日頃の出来事など


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「2016.4.4 スイスの住宅づくり・ただいま工事中の現場-01」

「2016.4.15 スイスの住宅づくり・ただいま工事中の現場-完了」 で、以前、ご紹介した、ソロトゥン州・ゼーベンの長女の義理のお姉さんの家です。

ここに行くまでの道が、山間の道を車で行くので、

スイスだな-と感じます。

大通りから、私有地の砂利道の奥の駐車場と家です。

私有地の道ですが、散歩の人が、公道と思って、入ってくるようです。

私たちが,訪問しているときも,老夫婦が、入ってきてどう抜けたらいいのかを聞いていました。

 

 

地下を造るために、一段高く、土盛りして、建築しています。

水はけも良くなり、また、見晴らしも良いので、Goodです。

リビングの南側の2階部分が、大きく跳ね出していて、外壁部分に、大きなオーニングテントが設置され、これを伸ばしてくると、ガーデンリビングが出来上がり、強い日差しを遮り、そこでみんなでBBQです。

広々とした庭で、孫は、大喜びで大汗をかいて駆け回り、帰りは車の中でグッスリです。

 

積雪があるので、しっかりした駐車場です。

外壁は,木の外壁で塗装仕上げです。

 

住まいの周囲は、広々とした牧草地で、向こうに馬、2頭が見えます。

この地域は、車は必須です。

特に、雪道に強い日本車・スバルはスイスで人気です。

バーゼルのお父さんは、スバル信者で、今年、スバルの新車にしました。

スバルの良さを語らせたらすごいです。

スバルの広報マンに採用したら、自分の体験を交えて話すので最高ですね。

 

建物の周囲、日本で言う犬走り(*1 この言葉知らない人が多いですね。)部分には、幅約50センチぐらいで、砂利を敷き詰められています。

 

玄関側です。

土盛りをしているので、1段高くなっています。

玄関の庇は、シンプルで、オシャレなガラス庇です。

 

地下の明かり取りと、通風窓です。

 

樋は、ガルバリウム鋼板で、鋼板の厚みが日本と比べものにならないです。

当初から、樋からの雨水利用が出来るように、仕掛けがしてあります。

日本での雨水とりだし口 (商品名:パッコン・タニタハウジング)のようなものです。

断熱は,もちろん、外断熱です。

脇のマンホールは、下水のマンホールで、大通りまで約100mくらいありますが、ポンプアップしています。

スイスで驚くのは、家々が離れていて、ぽつんと建っている家も、上下水道、電気と、インフラがしっかりしていることです。

日本なら、トイレは汲み取り式簡易水洗式で、井戸水かなと思われるようなところでも、上下水道が整っていることです。

建築主のコスト負担も高額のようです。

 

外観・外部については、ここまでです。

次回は、内部のご紹介です。

 

 

*1:犬走り:

建物の周囲に、設ける帯状の部分で、一般的には、土間コンクリートや、敷き砂利、敷石などを用いて、建物と敷地地盤のと境で、基礎の立ち上がり部分や、地面近くの裾部分の汚れの保護、建物全体を景観上引きしまえる役目もしています。

 

*参照・参考文献

建築積算用語事典 発行:財団法人 経済調査会

 

株式会社スズキ建築設計事務所

取締役相談役 鈴木 明

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杉生産日本一の県が、宮崎県と皆さん知っていましたか?

九州の宮崎が、平成3年から、現在まで、杉材生産日本一を続けているのです。

このブログが平成28年10月15日に、書いているので、実に、約25年間、杉材生産日本一を続けているのです。

 

実は、私どもが、国産材の産地直送方式による家づくりは、宮崎県産直住宅推進協議会の会員として、杉材生産日本一を、25年間続けている、宮崎県から行っていますが、その生産・加工基地が、宮崎県都城市です。

 

その都城市が、2016年10月13日の読売新聞 「地名の知」に紹介されていましたので、ブログに掲載してみました。

 

読売新聞・宮崎県都城市

また、都城市は、雄大な霧島連山を望む、鹿児島藩主・島津家発祥の城下町です。

市内には、島津家のお屋敷も有り、見学することも出来ます。

天皇陛下も宿泊された、部屋などもあり、一見の価値ありです。

宮崎じゃじゃ・都城

 

宮崎県は、杉材生産日本一の県で、豊富なスギ資源を有している林業、先進県のスギを中心に利用の仕組みを活かし、山村と林業、そして、地域木材産業を活性化する目的で、「宮崎県木材利用技術センター」」の施設があります。

2001年(平成13年)に開設されています。

木材,建築関係の方は、一見の価値ありです。一般の方も、木材の良さを体験できますので、ぜひ、都城へ行った際には、見学をお薦めいたします。

但し、常に開放されている施設ではないので、事前に、住所、氏名、電話番号、職業などを電話で連絡して、事前見学予約が必要です。

大きな会議やイベントがあったり、案内スタッフの都合などにより、見学が出来ない場合もあります。

宮崎県木材利用技術センター・概要01

 

施設全景

 

宮崎県木材利用技術センター・概要02

材料開発部

 

宮崎県木材利用技術センター・概要03

木材加工部

 

宮崎県木材利用技術センター・概要04

 

構法開発部・企画管理課

 

このような研究一例が、宮崎県木材利用技術センターより、発行されている「もくぎセだより」紹介されていました。

 

研究成果・2 スギ厚板を木ダボで接合した合わせ材による軸組構造体の開発

もくぎセだより・宮崎県木材利用技術センター 2003・秋・№3より。

 

研究成果・2 低比重県産スギ圧密フローリングのシステム開発

もくぎセだより・宮崎県木材利用技術センター 2004・秋・№4より。

 

宮崎県は、スギ材の生産日本一だけに、東京・三菱1号館の屋根の小屋組部分に、約400立法メートルの宮崎スギ材が使用されているようです。

 

宮崎というと、温暖で、食べ物が美味しいところですが、それだけでなく、台風銀座という地域で、それらの風雨に耐えて育った「みやざき杉」の産地で、スギ材の生産日本一の林業県であり、私たちは、宮崎県,及び宮崎県産直住宅協議会の皆さんとタッグを組んで、国産材の産地直送方式の家づくりを行っています。

 

*参照・参考資料

2016年10月13日の読売新聞 「地名の知」・参照

宮崎県木材利用技術センター・概要・カタログ

みやざきアピール号(改訂版)宮崎JaJa(じゃじゃ)・参照

もくぎセだより・宮崎県木材利用技術センター 2003・秋・№3より

もくぎセだより・宮崎県木材利用技術センター 2004・秋・№4より

 

株式会社スズキ建築設計事務所

取締役相談役 鈴木 明

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今から30年前、昭和61年に日本の木材、国産材による家づくりが取材され,紹介された雑誌記事です。

 

この時代から、日本の林業家や地方の製材所は、住まい造りに日本の木材=国産材を使ってもらおうと、一生懸命でした。

 

当時は、輸入材=外材に比べて、国産材は、「価格が高い」と言うことで、日本の気候風土の中で育ち、輸入材に比べて、シロアリ被害も受けにくく、また、日本の林業は、1本の樹から1本の柱を取る事から,柱林業と言われ、国産材を使用することが,日本の林業の活性化につながると言われても、大半の建築業者や工務店は、輸入木材(米栂・ベイツガ)を使用していました。

 

この当時は、まだ、北欧からの「ホワイトウッド (*1)」はなく、国産材VS輸入材(ベイツガ}と言うような状況でした。

この時代から、日本の林業は、特に、地方の林業家や製材業者は、手塩にかけて育てた国産材を、一本でも多く、使ってもらおうと、意識の高い、若い林業家や製材業の経営者は一生懸命でした。

 

特に、国産材の場合は、柱林業と言われるように、一本の木から一本の柱を取るので、柱が、芯のある柱のため、栂材のような大きな材からの割柱の場合は芯がない為、芯のある国産材の柱の方が強度があるというです。

 

また、輸入材は、海外から船で運ばれてくる為、輸送中に発生するカビ対策や、原木で国内に持ってくる場合は、木材に付着している外来害虫の問題もあります。

そのため、カビ対策として、防カビ剤としてのTBZや、害虫対策として臭化メチルによる燻蒸処理の問題があります。

 

防カビ対策のTBZ(チオベンダゾール)は、防カビ剤です。アメリカやイギリスなどでは農薬

(ポストハーベスト農薬)として登録されていますが、日本では1978年に食品添加物(保存料)としてとして指定され,柑橘類に10ppmまで、また、バナナに3ppmまで使用が認められてる農薬で、レモンなどの防カビ剤として使用されていますが、このTBZは、住宅づくりでは、輸入木材の防カビ剤として,輸入時の船舶内の防カビ剤として使用されてから、輸入材のカビによる被害が極端に少なくなったと言われています。

しかし、TBZは、環境ホルモン(*2)として、生殖毒性があり、妊娠マウスへの経口投与で胎児に奇形(口蓋裂け、四肢短縮、短尾・無尾、脊椎骨の異常など)が多発する。腹きょう内投与後のマウスなどに染色体異常をもたらすことが報告されています。

環境では分解が遅く、土壌中半減期は400日に及ぶとされています。

 

原木で、輸入木材を国内の製材所で製材する場合は、害虫や病原菌のなどの検疫駆除の場合、この臭化メチルによって殺虫・殺菌の為に燻蒸処理がされます。

臭化メチルは、急性毒性が強く、オゾン層破壊ガスであり、急性毒性については、人の場合、吸入によって、まず頭痛、めまい、おう吐、下痢、息切れ等の症状が現れます。

慢性一般毒性は、人では,長期間の吸入によっておもに中枢神経径に障害が生じ、興奮、幻覚、発作、手足の痛みとしびれ、運動失調、視力と言語能力の低下などの症状が現れます。

発がん性物質としては、IARC(*3)はグループ3に指定されています。

 

国産材を、林業地の信頼の置ける製材業者から、取引をすることで、林業地、,日本の山を活性化し、、治山治水がしっかりすることは、台風や大雨による災害が少なくなり、さらには、農薬で処理された木材を,健康で安心を求める住宅に使う事もなく,家づくりが出来るのです。

 

さらには、産地直送方式のシステムで、産地側の顔も見え、また、余分な中間マージンも軽減されることで、良質な木材で家づくりが出来るのです。

 

都会の人たちが毎日吸っている、空気でさえ、日本の山村や、林業家が少なからず貢献しているなら、私たち都会の我々も、山を思い国産材を使い、健康な家づくりをし、木材は約50%が炭素で占めています。

 

そのため、木造住宅を増やすことは、都市の中に第2の森を造ることだと言われています。

 

100平方メートル(約30坪程度)の2階建て木造住宅 1軒で,約5トンの炭素を貯蔵できるという試算もあります。(日本住宅・木材技術センター)

 

このように,国産材を使う事で、健康な家づくりが出来るだけでなく、日本の国土も良くなっていくのです。

 

このようなことで、国産材による家づくりが、およそ30年前からはじまり、今に続いているのです。

 

昭和61年6月1日発行 月間ニューハウス 表紙

 

個性派住宅ルポ

産地直送システムによるピュアな空間づくり p-95

 

sa

風土に適した,国産材を使う。p-96

(株)スズキ建築設計事務所 鈴木明氏の試み

 

風土に適した,国産材を使う。p-97

風土に適した,国産材を使う。p-98

風土に適した,国産材を使う。p-99

 

取材記事は、

個性派住宅ルポ(三人の建築家達の家づくりへの提案)

産地直送システムによるピュアな空間づくり

風土に適した国産材を使う。

P-96 ~99

昭和61年6月1日発行 月間ニューハウス ニューハウス出版社 より。

 

*用語解説

*1:ホワイトウッド :

ヨーロッパ・トウヒ等ですが、別名「SPF」とも言い、「スプルース(トウヒ)」「パイン(黒松)」「ファー(モミ)」の頭文字を取った総称

 

*2:環境ホルモン:

正式には内分泌かく乱化学物質。
生体内に摂取され駐ときに、体内で分泌されるホルモンの働きをかく乱し、健康や生態系に悪影響を及ぼすとされる化学物質のこと。

特に野生生物の雌化などが取り上げられ、原因とされる物質は約70種報告されているが、はっきりしたことは判っていない。
アメリカの生理学者レイチエル・カールソンの「沈黙の春」が先駆けの名著とされる。

 

*3:IARC:

国際がん研究機関

(International Agency for Research on Cancer)は、世界保健機関(WHO)の外部組織。

 

*参照・参考文献

・有害物質小事典 改訂版 泉 邦彦著 (株)研究社

・地球と森林 温暖化を防ぐ森林・木材 全国林業改良普及協会 編 

 

 

株式会社スズキ建築設計事務所

取締役相談役 鈴木 明

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