前半戦はあと2試合。
間もなく折り返しを迎えますが、栃木SCの順位は低迷していて、第16節を終了した時点で10位です。
J2昇格を目標に掲げるチームとしてはかなり物足りない結果ですし、得点もリーグ最少であることから、内容も伴わない厳しい状況に陥っています。
内容は良かった。
これからに期待。
そんな時期はかなり前に過ぎ去っていて、ここから先は、内容よりも結果が重要になって来ます。
とにかく、勝点を積み上げないことには順位は上がりませんし、J2昇格は試合ごとに遠ざかって行くことになります。
前半戦を終えて6位以内は最低条件だと思っていましたが、勝点差から見ても無理な状況です。
自動昇格の2位以内は更に遠く、栃木SCにとってはPO圏内の6位に何とか入ることが第1目標になりました。
前半戦の残り2試合を連勝しても積み上げられるのは勝点6まで。
PO圏内の6位とは勝点7差と3試合分の差がありますし、その6位との間には3チームもいることから、実際はもっと差があることになります。
6位以内に入るには、最低でも4試合くらいは必要でしょうし、その上の2位以内となれば、その試合数は想像もつかぬほどに膨大です。
ここから先、一つでも負けは許されないほどに、かなり厳しい勝点差がついてしまいました。
2位以内を視界に捉えることなくシーズンは終盤まで行くと思いますし、秋になる頃にはその可能性を諦めることになるかもしれません。
栃木SCの大きな連勝と、栃木SCより上にいるチームの連敗という他力本願に頼らねば自動昇格はあり得ない厳しい状況になってしまっています。
それでも、諦め切れないのは当然のこと。
まずは、目先の1勝を必死に奪い獲り、その繰り返しで順位を上げて行きましょう。
それが、今の栃木SCに必要なことだと思っています。
まずは、土曜日のガイナーレ鳥取戦。
アウェイで勝点3を奪い獲り、前半戦最後の試合、ホームの松本山雅FC戦で連勝を奪わねばなりません。
19試合も消化して連勝がないチームが昇格を語るには実力不足だと思います。
そうならぬよう、残り2試合を勝ち切って、前半戦で連勝を飾り、後半戦への足掛かりにしてください。
希望と期待が膨らむ後半戦になるように。
良い結果を持ってシーズンを折り返してください。
押してください。