昨日の午後は、
姉シッターのおかげで、
夫婦で大好きな
『ちからたろう』などで有名な絵本作家、
田島征三さんの原画展&トークイベント
に行くことができました。
場所は、
去年の6月に、
絵本『すずちゃんののうみそ』の
原画展&トークイベントをしてくださった
修善寺のギャラリーcotoriさん。
↓『すずちゃんののうみそ』トークイベント
ひだまり舎さんから出版されている
『ちきゅうがわれた!』
『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』
の2冊の原画に囲まれ、
征三先生のお話を聞き、
サイン本も購入💖
↓
↑のモデルの
リアルとわちゃんが
オンラインで朗読してくれる
というサプライズまで
征三先生の絵は、
躍動感、という一言では
表しきれない、
のびのび、生き生き、
きらきら、ざわざわ…
さまざまな
命の彩りや力強さ、やさしさ
がみなぎっていて、
心が解放され、
夫婦ともに大好きなのですが、
字も読めない、
話の意味もわからない
すずも、
『ちからたろう』は
とても好きで、
何度も何度も、
ボロボロになるまで、
絵をじっくり見ているのです。
最近では、
私が文章を読むと、
もっと読めとクレーンで要求してきて、
少し聞いてくれるようになりました。
そのボロボロの
『ちからたろう』にもサインしていただき、
感激です❣️
征三先生が
命のある、
伝わる力の強い
絵を描かれる理由が
お話を聞いていて
少しわかった気がします。
先生はとにかく、
好奇心や探究心や
伝えなきゃという気持ち
があふれているのです
柔和な笑顔、
スリムな身体からは
想像がつかないくらい
エネルギッシュな方なのです。
トーク当日が82歳のお誕生日とのこと。
トークイベントのタイトルも
「82歳は年寄りじゃないヨ❗️」
だったのですが、
本当にいわゆる一般的なイメージの
お年寄りではありませんでした❣️
「絵本と木の実の美術館」のビオトープから
川の工法、地球環境にまで至るお話、
建物や周りの自然環境や人、ヤギまでもが
作品だという空間絵本のこと、
国の体制や歴史的な感情が絡む中、
日中韓で平和を描く絵本を
完成させるまでのお話、
高知の大島でのハンセン病患者の方が
つらい日々を過ごした長屋や畑を丸ごと
空間アートにしたお話…
次々と
穏やかな口調で語られる
地球規模、宇宙規模のお話に引き込まれ、
あっという間の1時間半でした。
こんなすごい80代を見たら、
自分なんて
まだまだ子どもみたいだ❗️
と感じました😅
お話の中で、
僕はどんくさいんです。
器用にさーっと描ける人とは違う。
何度も何度も
考えながら一生懸命描く。
だから、
いろんなことが染み渡って、
それが人の心を動かす
のだと思います。
とおっしゃっていたのも
とても印象的でした。
不器用だからこそ
そこに染み込んだ
すべてが伝わる。
なんだか、
おしゃべりもできない
できることが少ない不器用なすずが、
全身で伝えることを、
感じ取ってくださる
支援者さんやお友だちが多いこと
と通じる気がして、
とてもちからをいただきました。
帰ると、
すずが本棚に戻した
『ちからたろう』を
すかさず見つけて見始めました❣️
束(つか=本の厚みのタイトルが書いてある部分)
だけで、
たくさんの絵本の中から
迷わず選んでくるのには驚きです😃
文字は読めないけど、
本当に好きなんですよね〜🥰
大きなちからをもらって
『ちからたろう』になったような1日
でした。
田島征三先生、
ギャラリーcotoriさん、
ありがとうございました❣️
そうそう、
サインしてもらって写真撮ってもらって
感激でお話し忘れたのですが、
征三先生は、
大阪府堺市生まれなんですよね。
私もなんですー😆
(だからどうということもないのですが、
同じって、うれしい💕)
↓原画展は、1/23まで。
ぜひ、ちからをもらいに
足をお運びください❣️