昨日の午後は、

姉シッターのおかげで、



夫婦で大好きな

『ちからたろう』などで有名な絵本作家、
田島征三さんの原画展&トークイベント

に行くことができました。





場所は、

去年の6月に、

絵本『すずちゃんののうみそ』の

原画展&トークイベントをしてくださった

修善寺のギャラリーcotoriさん。





↓『すずちゃんののうみそ』トークイベント

竹山美奈子『楽しかったトークイベント』今日は、絵本『すずちゃんののうみそ』原画展開催中の修善寺CotoriHome | 修善寺Cotori~ことり~修善寺Cotori~ことり~ | 〒410-24…リンクameblo.jp



ひだまり舎さんから出版されている


『ちきゅうがわれた!』

『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』


の2冊の原画に囲まれ、

征三先生のお話を聞き、

サイン本も購入💖





↑のモデルの


リアルとわちゃんが

オンラインで朗読してくれる

というサプライズまでラブ





征三先生の絵は、



躍動感、という一言では

表しきれない、



のびのび、生き生き、

きらきら、ざわざわ…


さまざまな

命の彩りや力強さ、やさしさ

がみなぎっていて、


心が解放され、

夫婦ともに大好きなのですが、



字も読めない、

話の意味もわからない

すずも、



『ちからたろう』は

とても好きで、



何度も何度も、

ボロボロになるまで、

絵をじっくり見ているのです。



最近では、

私が文章を読むと、

もっと読めとクレーンで要求してきて、

少し聞いてくれるようになりました。



そのボロボロの

『ちからたろう』にもサインしていただき、

感激です❣️





征三先生が



命のある、

伝わる力の強い

絵を描かれる理由が



お話を聞いていて

少しわかった気がします。



先生はとにかく、

好奇心や探究心や

伝えなきゃという気持ち

があふれているのですおねがい




柔和な笑顔、

スリムな身体からは

想像がつかないくらい

エネルギッシュな方なのです。




トーク当日が82歳のお誕生日とのこと。


トークイベントのタイトルも

「82歳は年寄りじゃないヨ❗️」


だったのですが、

本当にいわゆる一般的なイメージの

お年寄りではありませんでした❣️




「絵本と木の実の美術館」のビオトープから

川の工法、地球環境にまで至るお話、


建物や周りの自然環境や人、ヤギまでもが

作品だという空間絵本のこと、


国の体制や歴史的な感情が絡む中、

日中韓で平和を描く絵本を

完成させるまでのお話、


高知の大島でのハンセン病患者の方が

つらい日々を過ごした長屋や畑を丸ごと

空間アートにしたお話…



次々と

穏やかな口調で語られる

地球規模、宇宙規模のお話に引き込まれ、

あっという間の1時間半でした。



こんなすごい80代を見たら、

自分なんて

まだまだ子どもみたいだ❗️

と感じました😅




お話の中で、



僕はどんくさいんです。

器用にさーっと描ける人とは違う。


何度も何度も

考えながら一生懸命描く。


だから、

いろんなことが染み渡って、

それが人の心を動かす

のだと思います。



とおっしゃっていたのも

とても印象的でした。




不器用だからこそ

そこに染み込んだ

すべてが伝わる。



なんだか、

おしゃべりもできない

できることが少ない不器用なすずが、

全身で伝えることを、


感じ取ってくださる

支援者さんやお友だちが多いこと

と通じる気がして、


とてもちからをいただきました。




帰ると、


すずが本棚に戻した

『ちからたろう』を

すかさず見つけて見始めました❣️




(つか=本の厚みのタイトルが書いてある部分)

だけで、


たくさんの絵本の中から

迷わず選んでくるのには驚きです😃






文字は読めないけど、

本当に好きなんですよね〜🥰



大きなちからをもらって

『ちからたろう』になったような1日

でした。




田島征三先生、

ギャラリーcotoriさん、

ありがとうございました❣️



そうそう、

サインしてもらって写真撮ってもらって

感激でお話し忘れたのですが、


征三先生は、

大阪府堺市生まれなんですよね。

私もなんですー😆


(だからどうということもないのですが、

 同じって、うれしい💕)



↓原画展は、1/23まで。

 ぜひ、ちからをもらいに

 足をお運びください❣️


いのちを描く絵本作家 田島征三原画展絵本作家として60年。力づよいタッチでさまざまな「いのち」を描いてきた田島征三さんは、1998年に伊豆に移り住み、創作活動を続けています。『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』は、2021年ひだまり舎より刊行。ビオトープの四季とともに絶滅危惧種のシナイモツゴと少女の交流を描き、人間の営みと自然との関係を考えさせます。 ひだまり舎の第1作『ちきゅうがわ…リンクwww.izu-cotori.com