こんにちは☀ 私は写真の劇画「信長」が好きで何回も読み返しています。

私は会社経営に携わったことはないのですが、信長さんはまさに会社経営者そのものだなぁ、と思います。

 

以前、営業をしていた頃、宴席を催す機会がそこそこあり、その中でお席を共にした社長さんの会社が、その後皆が知る巨大企業になった、ということがあります。その中で思うこと。

 

私がお席を共にした頃、その会社は上場を目指す中堅の会社。経営の意思決定は学生時代からの仲間での合議制のようでした。


会社がさらに大きくなるプロセス•境目で、起業者と当時の役員(仲間)との間で、判断が180度異なる、ということもあったのでしょう。


幹部の人が少しずつ辞めて行く、ということがありました。そして代わりに社長の言う事をよく聞く人(いわゆるイエスマン)が昇格したり外部から入って来るようになりました。

 

私はワンマン経営が必ずしも悪いとは思いません。

むしろある時期には必要だと。

 

経営陣で判断が大きく分かれた場合、誰かが最終決定しなければなりません。伸び盛りの会社の場合、その判断が会社を消滅させてしまうかも知れません。


そのリスクを取れるのは、会社を興したオーナー・トップです。そういう態勢でないと果敢な判断が出来ません。

一方成長過程の「まさにこれから」という時に会社を去る人達の思いは様々でしょうが、会社をその段まで成長させるために、その人達は不可欠だった筈で、その人達の存在には間違いなく意味がある、あった、と思います。

 

そうして無事に会社が大きくなり、そうしたオーナー一強の態勢で暫しの安定期を迎える。しかしその強いリーダーシップを持った社長さんも、いつかは何らかの形でその会社を後にします。

 

見ていると(当たり前かもしれませんが)その後がとても大事な気がします。

偉大なオーナーさんの後は、また合議制に戻るような感じがして、実際上場企業の多くは創業者一族ではない人が社長、役員をしています。


丁度この変わり目に、オーケストラの指揮者のような各役員の持ち味を活かしつつ、全体が見えて全体を上手く調整出来るような人が居ること、現れること。

首脳陣もその指揮者を支え、会社の変わり目を上手く乗り越えよう、と協力出来た場合に、大企業として次のステップに臨めるような感じがします。


オーナー創業者の子供等は優秀な人が多いのでしょうが、リーダーシップ、カリスマ性まで受け継いでいるとは限りません。

幕閣に加えるのは良いかもしれませんが、資質もないのに無理にトップに据えると、最近あった例のように、上手く行かないような気がします💦


長く生きてると(全部ではないけど)自分も少しだけ関係した勃興期の会社が、青年になり立派な大人になり大成して行くという、一連のムーブメントを見ることが出来、それは自分にとってかけがえのない財産だと思っています。


そうした会社には今も親しみがありますし、何も大したことは出来ないですが、これからも一ファンとして応援して行きたいなと思います😊


ということで、今宵はここまでということで…

(まだ昼間ですけど)


長文お読み頂きありがとうございますm(_ _)m