とにかくじっとしていないのです。

 

急に道路に飛び出したり、

家の中で走り回ったり、

高い所に登ったり、

家具は破壊するし、

 

私にも、おもいっきり突進してきて、

4歳であっても男の子なので痛いし、

 

どういたら落ち着いてくれるのでしょうか?危なくって?」

 

とお悩みのお母さん Y様

 

 

 

 

 

この年齢のお子様には、ありがちな行動ですが、

発達障害をお子さんは、特に、力のコントロールが苦手です。

 

 

療育現場でも、このお子さんは、

私の姿を見つけると、クリクリお目目で、満身の笑みを浮かべ跳びついてきます。

 

どっしりとした私でも、支えて静止し、ハグするのは大変です。

 

 

 

また、楽しい時は、思いっきり、パンチをしてきます。

 

動きのコントロールをしましょう!といっても、このお子さんには、わかりません。

 

 

 

そこで、魔法の言葉を考えました。

 

 

 

「ゆっくりね」です。

 

 

 

私と目が合い、走って来ようとする前に

「〇〇さん、ゆっくりね」と魔法の言葉をかけます。

 

 

教室で興奮気味になり動きが激しくなる時は、

「〇〇さん、ゆっくりね」と魔法の言葉をかけるのです。

 

 

でも、当初はこの魔法の言葉「ゆっくり」が

彼にはわかりません。

 

 

よって、課題(日々の個別療育)の中で、

少し離れた所から、指導員に向かって、

ゾウ(像)さんのように大股でドッシドッシと歩く。

 

魔法の言葉「ゆっくりね」だね!

 

 

 

お玉やスプーンに玉をのせて、

離れた指導員までソロリソロリと落とさないように運ぶ。

 

魔法の言葉「ゆっくりだよ!」

 

 

と、何度も声をかけました。

 

 

 

「ゆっくり」という動作を、体で感じながら

覚えていくことを繰り返し繰り返し練習しました。

 

 

 

すると、

いつからか、彼の中で「ゆっくり」の動きが理解できるようなりはじめ、

 

「ゆっくり」は、動作だけではなく、

興奮した気持ちも静め、

自分をコントロールできるようになってきたのでした。

 

 

 

 

 

 

今では、私の胸に飛び込む時も、

魔法の言葉「ゆっくりね」で、ソフトになり、

 

 

跳びまわっている時にも、

魔法の言葉「〇〇さんゆっくりね!」と声掛けすると、

彼の動作は優しく静かになります。

 

 

 

この魔法の言葉は、ご家庭でも一緒に使っていただきました。

 

いまは、「家財保険も不必要になってきたようです」とYお母様と嬉しい報告がありました。

 

 

 

 

魔法の言葉「ゆっくりね❣」

 

一度、使ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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