梅切らぬバカを観てきました | 数秘術家 阿部としみのブログ★ 数秘サロンTSUKIYOMI(ツキヨミ)

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数秘術家 阿部としみの日々の気づきと数秘術で読み解く毎日のメッセージを綴っています。

友人と久しぶりに映画館へ。

 

梅切らぬバカ。

 

自閉症の息子忠さん(塚地武雅さん)とその肝っ玉母さん珠子さん(加賀まりこさん)のささやかな日常を描いた作品。

 

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これはぜひ観たいと思った。


 

とにかく塚地さんの演技が素晴らしく、障がいを持つかたのご家族からも最初はお笑い芸人が、とも思ったが見終えたあと、そう思ってしまったことを悔いたというコメントも。


 

加賀まりこさんも素晴らしかった。

なんとなく、半分は加賀さんの地ではと思ってしまうくらい率直でずばずばさばさば、でもあったかい、地面にどんと根を下ろしたような女性を演じられてて。

 

 

ああこういう珠子さんのような女性になりたいと本気で思ってしまった。

 

でもきっとそうなるまでにどれだけのことを吞み込み乗り越えてきたのだろうか。

 

愛とかやさしさとか強さとか、そんな陳腐な言葉では語れないものを。

 

 

 

しかしそんな珠子さんもゲンキンなところがあり、そこがまたチャーミングだったな。

 

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シネスイッチ銀座にて。

 

 

一か所ネタバレしてしまうと、珠子さんは、古い家の前に女性が列をなすほどの知る人ぞ知る占い師。

 

あることがあって失意で元気をなくしていたとき、玄関前にいたお客さんをかえそうとする。

 

お客さん、必死で

「10分でいいからみてください!新潟から来たんです、新幹線で!」

 

それでも珠子さんお断り。

 

 

 

映画を見た後、私と同じような仕事をしている友人とそこが話題の中心に。

 

彼女いわく、

 

「私は断れないよ、わざわざ新潟から来た人を。」

 

たしかに。

 

「だいたい、仕事してるほうが気がまぎれるし無になれるし。」

 

 

きっと私もものすごい失意にあってもセッションしてしまうと思う。

 

私も彼女も、セッションをすることで自分も上がる体験を知っている。

 

お客さまが元気になってすっきりしましたと帰られるとき、こちらも清々しく元気になる。

 

 

映画のテーマとは別のところで話の花が咲いた。

 

 

 

本題だが、私がこの映画をみて何を感じたかというと、

 

人はその身にならないとわからない

 

ということだった。

その一言につきた。

 

 

自分、ないし自分の身内や近しい関係の人が同じ体験をしていないとなかなかわからないものなのだ。

 

だからわかろう、わかろうとしようとは映画の中では一切触れられていない。

 

某米国有名夢の映画のように、こう受け取ってという押しつけがましさがない。


 

たんたんとした日常を描きながらみる人がどう受け止めるか、ただその機会を与えてくれているような気がする。

 

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とにかく私が一番心にこたえるのは分断。

 

分かり合えない者同士が分かり合えないまま歩み寄ろうともしないままお互いを糾弾しあうこと。


 

今のこの世界がここ数年で本当にそうなってしまっている。

 

国と国の戦争には至らないとしても、イデオロギーや価値観に違いで戦争となんら変わりのない時代になってしまっている。

 

 

つらいものだ…

 

 

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帰りに銀座みゆき館でモンブランを堪能。

 

自粛でなかなか会っておしゃべりできなかったせいもあってマシンガントーク。

切磋琢磨できる友のいる有難さよ。

 

 

なかなかに余韻の残る映画だった。

 

 
 
数秘術家の阿部としみでした。