2024年4月3日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して188日目、今日は中学からの親友とランチに出掛け、いっぱいいっぱい話をした。

 

彼女は私の置かれている状況をしっかり理解してずっと話を聞いてくれた。本当に有難い。

 

さて、本日はまだ実母が認知症と確定したが要介護認定で要介護1と決定する前の過去の出来事(時系列)に戻ります。前回までの話はこちら→とんでもない勘違いをされ悲しい

 

実母の認知症記事でこちらに訪問してくださる方には何の話かよくわからないかと思います。詳細については→Aさんのこと

 

2023年6月5日午後、この日は前からAさんの担当の地域包括支援センターの職員さんから「Aさんが参加するイベントに来てください」と言われAさんはデイサービスから直接参加し、私は自宅から別々に参加したため、イベント終了後職員さんと2人で話をした時にとんでもない勘違いをされ、悲しくなり嫌な思いをした。

 

そしてこの日主人が帰宅するのを今か今かと私は待った。

 

主人は大体いつも23時頃に帰宅するが、この日は特に23時までの時間が長く感じた。

 

そしていつも通りに帰宅した主人にAさんの担当の地域包括支援センターの職員さんからこの日言われた事を話した。

 

すると主人は、「そんなこと言われたんだ」と苦笑した。

 

そして、主人から「Aさんの娘さんが無事に結婚式を行えたのは主(私)ちゃんのおかげだってみんなわかってないね」と言われた。

 

この言葉を聞いた私は、キョトンとなり、主人に「えっ?どういうこと?」と聞いた。

 

すると主人は「よくよく考えたら、Aさんはここのところパニックを起こしては主(私)ちゃんの所に来ていたよね。そして主(私)ちゃんが旦那さんが帰ってくるまでずっと対応していたよね。もし、この時主(私)ちゃんが『私知らない』となって対応しなかったら、もしかしてAさんはそのまま道路を飛び出して車に轢かれていたかもしれないし、道をさまよって行方不明になっていたかもしれない。そうなったら結婚式どころではなかったはず。結婚式が無事に行えたのは主(私)ちゃんがいて、きちんと対応をしたからってことみんなわかってないんだよ。」と話した。

 

これを聞いた私は目から鱗、そうか、そうだよなぁ~と思い、なんだか気持ちが晴れた。

 

そして、主人から「今度Aさんの娘さんが実家に来た時に、ちゃんと主(私)ちゃんにお礼が言えるかどうかなんだよなぁ~。多分無理なんだろうけど・・・」と言われ、私は「このことにあなた以外に気が付いている人がいるかどうかだと思う。実際私も気が付いてなかったし・・・」と言うと、主人は「まぁ~9分9厘、お礼は言われないだろうね」と言い、とりあえず私は一人でも私のしたことを褒めてくれる人がいて良かったと思い、この日は終わっていった。