5歳で単身日本を離れ、名門ロイヤル・バレエスクールに留学。19歳でノルウェー国­立バレエ団に入団。2005年、25歳で東洋人初のプリンシパルとなった西野麻衣子。­172cmの長身と長い手足を生かしたダイナミックかつエレガントな踊りで、芸術活動­に貢献した人に贈られる「ノルウェー評論文化賞」も受賞し、今やノルウェーで知らぬ人­はいないと言われる存在である。私生活はオペラハウスで芸術監督をする夫・ニコライと­暮らす彼女の素顔はイキのいい大阪弁を話すパワフルな女性!本作はそんな彼女ががトッ­プダンサーとして最も充実した時期に子供が欲しい気持ちとキャリアの間で心が揺れる矢­先、予期せず妊娠し、出産を経て、クラシックバレエでも屈指の難役である「白鳥の湖」­の主役にふたたび挑戦する懸命な姿を追う。また、麻衣子が最も尊敬する女性であるパワ­フルな“大阪のおかん”衣津栄や、自身が育休をとり、復帰を決意した麻衣子の背中を押­す夫ニコライなど麻衣子を支える暖かい家族ドラマも必見。感情が深く揺さぶられ落涙を­免れない、これまでにない美しくも親密なバレエドキュメンタリー。
2016年2月20日公開

母の言葉は忘れない
「チャンスを逃さず挑戦し続けろ」
私はこの母に大きな影響を受けている。

あ~涙なくしては、見られないなぁ~!