"限定"等の言葉に弱いと評判の日本人

あんまり覚えてないのですが
ちょっと値段が高かったから
発売の情報は見てたけど
購入はスルーしてたような
気がしなくも無いこのイラスト本。

身辺が落ち着いて
改めて売切れていて
もう手に入らないとなると
無性に欲しくなってきてしまったが
後の祭り。
フェスティバル オブ バック。
これで当分の間
売り切れ恐怖症になって
さほど欲しくないのに
買っとこうとか思って
そういうのに限って
なくならない。

あー。
欲しいな
「市場から消えてしまう本が分かる能力」

"出渕裕"氏といえば
"ロードス島戦記"の挿絵ですね。
この"ロードス島戦記"日本の
ファンタジーというジャンルの黎明期に
登場し日本にそのファンタジーという
ジャンルを根付かせました。

ここでひとつトリビア。
まぁ結構有名な話なんですけども。
"ロードス島戦記"にでてくる
エルフというファンタジーに
お約束の種族。
耳が尖ってるのが特徴です。
本当は普通の葉っぱみたいな先だけ尖った感じですが。
イラストの発注時に
勘違いをしてしまった出渕氏は
耳を笹の葉のような長い耳に描いてしまいました。




本当はこんなんだったんですね。



まだ萌え要素的なものが
存在しない時代も相まってディードリットの
キャラクター性とロードスの影響力は大きく。
日本、中国、韓国のエルフのイラスト群は
結構な率で通称"笹耳"になったのでした。

自分もエルフの耳は長いイメージのほうが強いですね。

にしても欲しい。
【出渕裕画業30周年記念画集 IIIX】