ルクソールでの古代エジプトを満喫した私達は最後の目的地であるエジプトの首都「カイロ」へとむかう。
ルクソール~カイロの飛行機ではまたあのう~~まいパウンドケーキが軽食としてでる。
うますぎてうますぎてスチュワーデスさんにもう1個どうしても食べたいと子供のように訴えてみる。
「フッ、しょうがないわね」という笑みをうかべ内緒でもう1個くれる。
シュクラン、シュクラァァァァァン☆
(↑しつこいようだがアラビア語で「ありがとう」である。)
カイロ到着10分前に機内アナウンスが。
「到着地の気温25度~~~・・・」
ええええ??エジプトダヨネ??涼しいの??ラッキー☆
カイロ1日目はとっても過ごしやすい気温であった。
カイロ空港に到着してバスで市内へとむかう。
今宵の宿は日本語が通じる「さくら」という宿に日本から決めていたが1時間も市内をさまよっても見つけられず結局はタフリール広場沿いの「イスマイリア・ハウス」という宿に決めた。お値段50ポンドである。(約1000円)
・・・しかしこの宿、お風呂場に5匹もゴ○○リがでたので1泊でおさらばすることになる。
どうしてお風呂場にでるかなぁ~。一日の一番リラックスできる時間を返せ~~!!
あとね、この宿はビルの8Fだったんだけどエジプトのエレベーターって本当にやばいよ!!
フリーホールみたいなの(><)
自分たちでエレベーターの扉押さえてないと動かないし木造っぽいし・・・
でも面白いので是非乗ってほしい☆
宿にチェックインし終わると、私達はあのツタンカーメンの宝が展示してあるエジプト考古学博物館へとむかう。
博物館はめちゃくちゃ広い。
じ~っくりゆ~っくり見るには2日位必要だ。
私達はツタンカーメンにたどりつくまでに2時間も時間を費やしてしまった。
そして楽しみにしていたツタンカーメンの財宝!
ツタンカーメン室に入ると最初に目に入るのがあの黄金のマスクである。
しばらく目が離せなくなる。神秘的だ。
棺やアクセサリーなどもとても細かいつくりになっていて現代の私達が見ても素敵だと思えるデザインのものが多かった。
このツタンカーメンがルクソールでの王家の墓に今も眠っていると考えるとほんとなんとも言えない気持ちだ。ず~っと前の時代の人たちのものが今もこんなに綺麗に輝いている。
素敵すぎて長居しすぎた博物館。
その後タクシーの運転手にだまされる事件などが起き、本日の第二の目的地ムハンマド・アリはあと一歩というところで閉園時間になってしまった(TT)
タクシーの運転手はここで降りたらムハンマド・アリまですぐだと言って私達を降ろしたのになんとムハンマド・アリまでは30分も歩かないと行けない場所だったの。
ひどい・・・ひどすぎる。゚(T^T)゚。
何で!どうして!WHY!!!!!!!!!!!!
次はいつ行けるかわからない場所なのにあえなくゲームオーバーだ。
綺麗な綺麗なムハンマドアリのランプやシャンデリアが見れなかったのが今も悔やまれる・・・。
気をとりなおして観光名所でもあるエジプト最大のバザール「ハーンハリーリ」にいく。
至る所にいろんなお店があって客引きも盛りだくさん!!
おお~~!!海外にきた~~!!というオーラまんてんである♪
ここでは弟の誕生日プレゼントにシーシャ(水たばこ)を買うことにした。
バザールでの交渉はもういいやっと思った方が負けだ。
絶対まけないぞ!!と気合いをいれて気に入ったデザインのある水たばこ屋へ入る。
さっそく法外な値段を言ってくるので
「もういいよ、帰るよ、ほかの店いくよ」というと
「ちょっと待て、いくらがいいんだ!」と電卓をもってくる。
ここで私もまけじと法外に安い値段を電卓で表示する。
「お~、マダ~ム。そんなの無理だよ。私、生活できないよ」と嘆いてくるがこれも演技だというのを知っていたので
「この値段じゃないと絶対買わない」といいはる。
店のおやじも無理無理のいってんばり。
そんなやりとりが15分位続いて
「もういいよ、帰るよ。」とまた帰ろうとすると
「わかった、じゃあこの値段でどうだ?」となかなか相場に近い値段を言ってくる。
が私はさらに安い値段をいう。そんなこんなで私がOKをだすまで値段交渉は続いた。
GOODプライスで交渉が終わっても私は
「このホース汚いからこっちと取りかえてください。あ、これ煙吸うキャップついてないよ!」
と最後まで細かいチェックをする。
ふぅ~イイ買い物したぜ~っとお店をでてオヤジとバイバイする。
おやじ「きみには参ったぜ、完敗だ」みたいなことをいう。
私とオヤジは良い戦いをした後のライバル同士の様だった・・・
いい汗かいたね、オヤジ☆
しかしその数分後、白人の観光客がその店で法外な値段のままシーシヤを買っていた。
白人観光客よ!お金持ちでもできれば交渉していただきたいです!
それがエジプトに行った君たちの使命である!!交渉は疲れるけどさぁぁ~・・・
お金持ちの人が交渉せずに買っていくから白人や日本人は皆お金持ちだと思われるのだ。
ま、個人の自由だけどさ~~~
いい買い物をしてお腹も空いたので今日はリッチに高級レストランに行く。
高級といってもここはエジプトなので1人単価3000円位である。
カイロの高級ホテル街にある「アブエルシド」というレストランに入る。
今までの庶民のレストランとはうってかわって内装がまずオシャレである。
旅行者が考えるエジプト的雰囲気満点とガイドブックに書いてあったがまさにその通り。
客層も欧米系のお金持ちそうな人たちばっかりだ。
絵に描いたような上流家庭の夫婦の集いがいたるところで行われていた。
すごいすごい!!と庶民丸出しで興奮する私と相方。
料理の味も抜群である。
街で食べた料理もすっごくおいしいけど、ここのはなんというか上品な中にも個性のある味とでもいおうか。
私はこの旅で好物になったターメイヤ(そらまめコロッケ)とモロヘイヤスープを頼む。
最高である。
是非、エジプトに訪れた際には行ってほしいレストランです。
帰りもこのレストランからタクシーを手配してもらうとまたここでも上流階級を味わえた。
普通のタクシーではなく暗い車内がブラックライトで照らされ、走行中に運転手からジャスミンの首飾りをプレゼントされる。
にくい、にくいぜ、この演出。
1泊位、名のあるホテルに泊まったらこんな素敵なことが盛りだくさんなのかな~っと思うと1日位は豪華な旅にしても良かったかなっと思った。
安宿旅もそこにしかない素晴らしさがあるけどね♪
カイロでは私の鼻血もどうにかおさまり、この日は寝るときもジャスミンの首飾りをしました。
いいにおいをクンクンしながら寝ました。たまらん。
風呂場でのゴ○○リとの対決で疲労した肉体にこの香りはとっても癒されたよ、まじで。