御神渡りが気にかかる季節だけれど⁉️ | 道祖神の招きにあひて

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八ヶ岳山麓の山小舎(ヒュッテ)をベースにした、百名山登山、スキー、自転車・鉄道・巡礼の旅、秘湯、自然観察、DIYなどの趣味のブログです。

今年の冬も総じて暖冬傾向で、1月になってからも冬眠しないクマが里に出没している。
里へ下りれば食べ物がある事を学習したクマたちは今後冬眠せずに里の近くで冬を過ごす動物になってしまいそうである。


今週末からしばらくの間は気温が下がるらしいが、おそらく長続きはしないだろう。

本来、寒さも暑さも、また積雪量も降水量も、日照時間だって例年並みがいいに決まっている。
暖冬で降雪量が少なければ夏の水不足が懸念される。

また春や秋に高温が続くと、昨年のように農作物が旬を待たずに生育したり、高温障害で不作になってしまう。

例年の冬なら、今頃は寒波の到来を期待するところだけど、今年ばかりはそうもいかない。
能登半島地震の被災地ではライフラインの復旧もままならない現状があり、さらに行方不明者の捜索も続いていることを鑑みると、被災地の方々が寒さや降雪にさらされることが無いことを願いたい。



【閑話休題】

『寒』のこの時期になると「今年は諏訪湖の御神渡り現象が見られるかな⁈」と気になってしょうがない。


毎年、地元の長野日報webでその様子が日々報じられる。

昨日(12日)の氷厚は今季最厚の2㎝に

☟今日の長野日報web



八剱神社には1443年から連続して御神渡りに関する観察記録が残っているけれど、明治・大正期までは御神渡りが出現しない事の方が珍しかった。けれど近年は温暖化により滅多に出現しない極めて珍しい現象となってしまった。


直近では2018年に出現した。


☟過去の御神渡り(イメージです)


その前の出現が2013年だったので、このまま温暖化が進むと、金輪際『御神渡り現象が見られない』なんていうこともあり得ると思っている。


☟2022年1月には御神渡りの出現を期待した


☟2021年1月にも御神渡りの出現を期待した



どうか🙏もう一度、諏訪の神様が諏訪湖を渡った跡を見せてください❗️



おしまい