これから書くことは、稽留流産後の自然排出のことなので生々しい表現や血液の話など苦手な方は、読むのを控えた方がいいかもしれません
直接関係のある写真は載せないのでご安心を
流産がわかり、手術ではなく自然排出を選んだ私ですが、日が経つにつれいろいろ不安になってきて検索魔になっていました
そんな時にやはりすごく参考になったのが体験談を綴ったブログでした。
人それぞれ痛みや経過も違うと思いますが、私の体験もどなたかのお役に立てればいいなと
それと一番は自分の記録用として書き残しておきたくて
自然排出の経過
2024年4月8日(月)
心拍確認のため受診すると心臓が動いていなく流産ですと言われる
おそらくこの時は妊娠8週ぐらい
自然排出を決断
2024年4月13日(土)
9:30 茶色いオリモノが付着
その後も生理4日目ぐらいの出血がある
徐々に黒っぽいオリモノに
2024年4月14日(日)
生理終わりぐらいの少量出血が続く
この日は、息子がハマっているベイブレードXの小学生限定の大会に参加するためトイザらスへ♪
90人応募の中抽選で16人に選ばれ出場できたものの2回戦で敗退
お昼を食べてからお菓子や飲み物を買い、息子が生まれる前からのお気に入りの桜スポットでお花見
お腹に赤ちゃんが居る間にお花見できてよかった
2024年4月15日(月)
12:30 歯科医院で歯のクリーニングしてもらう
17:30 息子の体操の習い事の振替で付き添い(普段はバス送迎で付き添わないけど、振替はバスに乗れないため送迎する)
夜トイレットペーパーに鮮血が付着していたので、夜用ナプキンをして寝る
2024年4月16日(火)
出血量増加
午後 息子の小学校で授業参観と懇談会に出席
帰宅後から生理1~2日目ぐらいの結構な出血になり、下腹部がシクシクとした痛みに
息子が体操の習い事のため送迎バスのバス停に送り、ついでに食材の買い物
夜用ナプキンをして寝る
2024年4月17日(水)
そろそろな予感がして家でゆったり過ごす
午前中は出血が少ないものの生理痛みたいなキューっとした痛みがある
午後から急に出血量が増え夜用ナプキンが30分もしないうちに真っ赤になるように
この日は、息子の矯正歯科の初診相談の予約があったけどキャンセルした
16:00 洗濯物を取り込んでいると何かがドゥルンと出る感じがした
トイレに行くと赤黒いレバー状の塊(5㎝ぐらい)がナプキンに出ていた
胎嚢ではなさそうだけど一応保管しておく
シャワー後にショーツ型ナプキンを穿いてみたら快適だった
それまでは、寝転がってると夜用ナプキンでも漏れて大変だった
下腹部と腰が生理痛の強い痛み(普段生理痛が軽いので、生理痛が重い人にとっては普通の痛みぐらいかな)
耐えられないほどの痛みではないけど、寝る前にロキソニンを飲んでおいた
22:00 就寝
2024年4月18日(木)
2:30 目が覚めトイレでショーツ型ナプキンを替えていたら、大きい血の塊が出たけど、胎嚢ではなさそうと思って流した
それから痛みがなくなり出血も昨日ほどじゃなくなり、夜中に出た塊が胎嚢だったのかと思い始めて取り忘れたことが悔やまれる
でも、痛みも出血もこんなものじゃないでしょという思いも…
午後 生理2日目よりも多い出血で夜用ナプキンが1時間もたないぐらいだけど、痛みはほぼなし
息子が友達を家に誘って2人遊びに来たが、リビングと和室(布団を敷いて寝室にしている)は私がゴロゴロしたいので初めて息子の自室で遊ばせた。
出血も痛みも昨日がピークで本当に胎嚢をトイレに流しちゃった疑惑が濃厚に…
ショーツ型ナプキンを穿いて寝る
2024年4月19日(金)
1:00 目が覚めてトイレに行き、出血も少し落ち着いてるし痛みもなくなっていることで排出済みなのかと思ったり、でも違うかなと考えをめぐらしていた。
そしたら便意のようなものを感じ力を入れてみたら、またドゥルンと何かが出てポチャンとトイレの中に落ちた!
「これだ!!」と思い、トイレに準備しておいたビニール手袋をはめて先ほど出た塊を拾った。
赤黒くて弾力があり、ずっしりと重い
出産の時も便意に似た感じがあったし、自然排出も小さなお産って本当だなと思ったのでした。
この時の私は落ち着いていて、ビニール袋に入れ定規で大きさを測ってみたところ、9㎝×4㎝ぐらいのいびつな楕円形をしていた。
ビニール袋を縛り、ジッパー付き保存袋に入れさらに外から見えない白いビニール袋に入れて冷蔵庫に保管した。
産婦人科の先生から排出した胎嚢は翌日持って予約外で受診するよう言われていたので、トイレから救出できて一安心
トイレに流すのはしたくなかったので、当初は浴室で排出しようかと思っていたけど、寝室のある2階から浴室がある1階へとわざわざ行くのは無理でした
この後は、よく眠れずに朝を迎えた
夜中に排出してから痛みは全くなくなり出血量も格段に減った
9時頃病院に到着して受付で予約外であることと理由を話し待つことに
助産師さんに胎嚢と思われるものを渡して病理検査に出してもらう
予約外だから相当待つ覚悟でいたが、到着後1時間ぐらいで診察に呼ばれた
先生にエコーで診てもらい子宮内に他に組織らしきものは残ってないので先ほど病理検査に出したものが胎嚢かなとのこと
また2週間後に診てもらうということで5月7日(火)に予約を入れた
それまでは、入浴は控えシャワーのみ可とのこと
トイレに準備していた物
●ナプキン(昼用・夜用)
●ショーツ型ナプキン(7枚用意し5枚使用)
●ビニール袋
●ジッパー付き保存袋
●ビニール手袋
◯割りばし
◯使い捨てフォーク
トイレの中に落ちてしまった際に取る用に割りばしやフォークを用意しましたが、潰したり傷つけるのが怖くてビニール手袋で拾うのが自分には合っていました。
トイレに準備した物ではありませんが、布団のシーツが汚れるのを防ぐために濃い色のバスタオルを敷いて寝ていたのもよかったのでオススメです
今回の奇跡的な妊娠は、稽留流産という残念な結果になってしまいましたが、長年不妊でその上高齢な私にも自然妊娠できるという望みをもたせてくれました
もう諦めかけていたけど、今回の妊娠で夢を見させてもらって、まだやっぱり第二子が欲しいことに気づかされたのでもう少しだけ諦めないでいようかなと思いました
そして、今回の流産で手術ではなく自然排出を選んだ私ですが、私の感想としてはこの選択でよかったかなと思います。
それは、結果的に痛みも出血もそんなに大変じゃなかったから言えることかもしれないので本当に人に依ります。
流産と言われてから期間も空いたので、冷静に事実を受け止め仕方が無かったんだと思えるように気持ちが変化していけたことが大きいです。
お腹の赤ちゃんを自分の体内から出してあげられたっていう不思議な高揚感みたいなのがありました。
もちろん悲しみや寂しさもあったけど、スッキリした感覚も。
手術を選んで麻酔で眠っている間にお腹から居なくなってしまうことの方が目が覚めてからの喪失感が大きそうで私には耐えられなかったかもと
でも、自宅で自然排出で出血が多く気を失いかけて救急で運ばれた方のブログとかも読ませてもらい、手術の方が安心ではあるなとも思うし…
本当にどちらがいいのか今でもわかりませんが、私には自然排出の方が痛みもショックも少なかったかなって