これは、50代のある女性の話です
でも、もしかしたら、
あなた自身の話かもしれません
人生には、ふと立ち止まる瞬間があります
私にとって、そのきっかけは母の死でした
遺品整理をしていると
たくさんの書類に自分の名前を
書くことになりました
そこで、あることに気づきました
「私って、こんなに自分の名前を書いてこなかったんだ」
結婚してから、
書類に書く名前は夫の名前が中心になり
子どもの書類も、子どもの名前と
保護者は父親の名前を書く
もちろん、それは家族を大切にしてきた証でもあります
でも、ふと感じたのです
結婚前の私も確かにいたはずなのに
今の私は、その延長線上にいるのだろうか
私はどこにいたんだろう
そんな感覚でした
当時、私の中にあったのは
悲しみだけではなく、怒りでした
女性が家族のために我慢することを、
当たり前のように受け入れてきたことへの怒り
自分のことを後回しにすることが
愛情や美徳のようになっていたことへの違和感
でも、その怒りは、
私を責めるためのものではありませんでした
「もう一度、自分の人生を生きたい」
という、自分を取り戻すための
エネルギーだったのだと思います
そこから私の中で、
「自由」というテーマが始まりました
「もう一度、自分の人生を生きたい」
その言葉が、私の中で動き始めた瞬間でした
次回は、そんな私のクライアントさんの、
小さくて大きな変化の話をします
▶︎ 第2話「自由とは、自分のために選択していいと思えること」へ続く
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