内子町を出発して宿泊地の八幡浜に行こうかと思ったら、まだ時間がありました。
それならと、大洲へ行くことを考えましたが一度行ったことがあるので、西予市にある『こけむしろ』というカフェに寄ってみることにしました。
そこは、内子から車で30分ぐらいの所です。
こけむしろのこけは苔ね。
その名前の通り、カフェの周りは青々とした苔で包まれています。
神秘的というか、癒し空間というか、マイナスイオンだらけで落ち着ける場所でした。
ここは、オーナーさんが雑木林だった所を切り開いて、ひとつひとつ苔を植えて何年もかけて育てたんだとか。
こういった作業って、信念みたいなものがないとできないですね。僕みたいに、すぐカッカする短気で瞬間湯沸かし器みたいな人間には無理だな![]()
オーナーさんには頭が下がります。
こけむしろは、四国八十八景のひとつにも選ばれているとのこと。
こういうオアシスのような空間に、それ以上の説明はいらないでしょうから、写真を貼り付けておきます。
僕も書かなくていいから楽だし。。。へへへ
こういう景色は、雨がしとしと降っている時も映えるでしょうね。
こけむしろの後は、宿泊する八幡浜へ。
八幡浜に着いてホテルに入る前に、近くにあったアーケード街を覗いたら、人がいなくてガラガラだったよ。
水曜日のこの日は商店街が休みだったらしいけど、それにしてもねぇ…と思いました。
ちょっと寂しいですね。
海なし県の埼玉に住む僕にとっては、海を見ながらビールを飲むことがメッチャ楽しみなので、ホテルにチェックインをしたらすぐ港に向かいました。
港のすぐ前にあった、愛媛県を本拠地とするスーパー『FUJI』でビールやらじゃこ天やらを買って、念願の『海を見ながらビール』が叶い、幸せに酔えました![]()
じゃこ天はうまかったな。
あとでまた食べよう。
(これ、半端じゃなくうまかったよ)
夕日を照り返す揺れるさざ波を見ながら「海っていいね。この辺の人は毎日のように海を見ているんだろうな、この景色が当たり前すぎて俺みたいに特別な感動はないんだろうな」な~んて考えると、人それぞれの境遇、人生を感じますね。
そして、潮の匂いがその思いを高ぶらせるんだよねぇ。
…と思いつつ周りを見渡すと、海を見ながらビールを飲むという、ドラマの一場面みたいなことをやって喜んでいるヤツは僕しかいない![]()
「何でみんなは海を見ながらビールを飲まんの~
」
「こなぁにええ景色がありよるのに、ビール飲まなもったいないやん
」
八幡浜の陽が沈みました。
夕食は、こんな海の近くにいるんだから大好きな海鮮に決まってます。
ってことで、ホテルのすぐ近くの割烹に行くと、、なんと、予約でいっぱいとのこと![]()
ならば、その近くの海鮮居酒屋に行くと、、そこも満席で入れない![]()
![]()
「げげ~っ、あのガラガラのアーケード街は何だったのよ!?」と驚きながら、そのまた近くの寿司屋に行ったら、、入れたよ。
良かった![]()
その店の大将は気さくなタイプではなく、悪く言えば偏屈な感じだったな(笑)
でも、僕自身もそういうタイプなんで、大将の言ってることの裏がよく分かって面白かったよ。
(八幡浜の地酒『梅美人』)
いろいろ話しているうちに、気難しい人か(?)と思っていた大将が
「カマスの焼いたのはどう?」
「鯛のアラ煮はどうだ?」
「鱧の天ぷらもできるよ」
とか言ってくれたんで、勧められるままに注文しました。
カマスの焼き物や鱧の天ぷらは埼玉の飲食店ではほとんど見かけないので、うまかったぞ。
寿司屋に入る前に港を眺めていたこともあってか、テンション上がり気味の中で食べる海鮮は美味しかったね。
ちなみに、ここの女将さんは気さくな方でした。
この寿司屋さんは、それでうまくバランスを保っているのかな(笑)
また行ってみたいお店です。
寿司屋を後にしてホテルに戻ると、さっきのFUJIで買ったワインで八幡浜の夜を楽しみました。
なかなかやるじゃん、八幡浜![]()
あ、寿司屋で、じゃこ天を頼むの忘れてしも~たぞなもし。
























