清水港から眺めた富士山!

 

寒い日が続きます。寒波の到来で日本海側は大雪です。シベリア寒気団の到来で日本海側では大雪が降り易く、また夏は小笠原気団が太平洋側に暑い湿った空気をもたらし蒸し暑い天気が多くなります。

 

国内のシラス鰻漁は、凡そ350KG、台湾700KG、中国200KGと報道されています。また今年からシラス鰻の入札制度が導入され、指値が公表されています。現在のところ、170万~230万と値段が各地方で異なっていますが、いずれにしても高値価格であります。また現在の各産地の活鰻の在庫状況を伺うと、国内・海外ともに在庫は例年に比べて豊富にあると聞きます。更に中国からの輸入加工品は今後の円高如何で、購入数量も一段と増えていく見込みのようであります。

さて、暑さ寒さも彼岸までと言え、来年の3月17日(日曜日)までは限りなく遠いですが、一月は行っちゃう!二月は逃げちゃう!三月は去っちゃう!と言われるように、光陰矢の如し。この寒さを乗り越して頑張りましょう!

2023年 令和5年は残すところ後少しであります。且つてのうなぎ屋のクリスマスは余り荷動きが無く、苦しみます!の日々でしたが、昨今ではチキン・ケーキはいつでも食べられるようになったお陰で、鰻の蒲焼を好む人も増えたように思います。その為、この年末年始に余裕が出来て、そのままの流れで年末商戦に繋がって行けるようになりました。但しひと昔前とは異なり、全体的な販売数量は大幅に落ち込んでいます。それでもこの高値で相変わらずのご注文を頂き当社一同喜んでいます。従い、来年は稚魚のシラス鰻が豊富に獲れてくれることを祈るばかりであります。また今や全世界的になった、我らがウナギでありますが、日本の伝統的な食文化を今後も守り、皆さんに安定供給できるように頑張りたいと思います。

今年一年、ありがとう御座いました。来年も引き続き宜しくご贔屓の程、お願い致します。 

              駿河淡水株式会社 永田 章