今夜は東北に嫁いでいたところの裏の家の人たちが、東京に来るというので
恵比寿で待ち合わせ！
時間より早く池袋に出て、電車に乗ったらなんと間違っていて高崎まで行く電車で
しかも特急・・・はっと気が付いて赤羽で降りてまた恵比寿に向かった。
ガーデンプレイスのお店で、夜景がとてもきれいで
なんか、カップルで来ると良いようなお店で
お孫さんがまだ2歳くらいで久しぶりに逢って
みんなでいろんなお話をして嬉しかった。
カニ料理をごちそうになり、昔話に花が咲いた♪
先日はやはり嫁ぎ先の近所の人が、銀座に来たからと
久しぶりに逢って懐石をごちそうになり
ここの所、昔の人と立て続けに逢えてうれしい。
こんなに遠くに離れていても、東京に来ると声をかけてくださる！
本当にありがたいことだなぁ～と、帰り道は寒かったけど
久しぶりに、夜の恵比寿の風が気持ちよかった！
裏の家のご夫婦は、何年たっても仲良しで
見てるだけで微笑ましい。
この奥さんは賢い人で、いつもご主人の言うことをきちんと
守り，言うことを「はい」と聞き、良妻賢母！
「ねえ、なんで結婚しようと思ったの？」と聞いたら
ご主人が
「う～～ん、真っ白だったのよ！」と言うので思わず私はぷ＝と吹き出しそうになり、
「へ～～それは凄いね！自分の色に染め上げたってわけですね(笑)」
な～るほどなるほどと納得して、私などは夫の色に染められなくて気の毒したなぁ～と
夫のことを思った。
私は、そんなの窮屈で、染められると思っただけで逃げ出したくなる・・やはり
これは我儘なんだろうな。男の人のいうことをおとなしく聞いてられる女の人を私は
尊敬する。私にはできない。
そういう女の人はすべてを夫から守られている人が多い！
私は、長年連れ添ったお二人を見てて、ほんとに支え合い思いあう良いご夫婦だなぁ～と
思って、帰りに山手線のホームで別々なホームに行くとき、じゃバイバイ 元気でね～
また来年逢おうね～と言って手を振りあったけど、これ以上バイバイしてると泣けてくるから
もうホームに降りてとお願いして、同時に姿が見えなくなる前に
また、手を握り合って「温かい手でパワ～もらって帰るよ」と言うので闘魂注入のような感じで
パワーを入れた(笑)
私はゆっくり、ゆっくり階段を下りた。涙でかすんで階段が見えない！
30年間の結婚生活やその人たちにお世話になったりなられたり・・いろんなことが走馬灯のように
ぐるぐる回って、お互いに20代で仲良しになって(私と同じ年）、今日お互いの白髪や足の曲りを
確認して、「来年またね」と言われたら、よけいに悲しくなった。
なんで私、一人でこんな東京にいるんかなぁ～
昔の人たちと逢うのはつらい。里ごころがわいてきて、眠って封印してたものが一挙に胸に去来する！
私はある日突然、何もかも捨ててきたのだから。
さっき心地よく感じた同じ風が、一人の帰り道には冷たく寒く、急に体中が痛くなった。
帰宅してすぐにお風呂に入って、やっと仕事の体制に戻ったけど
友達って、いいなぁ～って、しみじみ思える夜になりました(^_^)/