思わず後輩と
「それにつけても俺たちゃなんなのー♪
腫瘍ひとーつにーキリキリ舞いさ~♪」
(キャプテン翼OP)
と口ずさんでしまいました。


外科も低侵襲化の傾向ですが、それでも従来の開腹は大きな創で手術します。
創を小さくすることにこだわるあまり、出血したり癌を取り残すことは最悪ですので
大きく開けても確実に治す、うちのボスの信念です。
それはもちろん素晴らしいのですが
カテーテル治療ってすごいなーと改めて思った出来事でした。

ちなみに肝胆膵分野は手術前に組織をとることが難しいので
(胃カメラや大腸カメラで検査するのと違って)
癌細胞が出てから手術することはあまりないです。
採血や画像検査、病歴から「おそらく癌だろう」という段階での手術が多いです。
これはこれで理解を得難いことなのですが。