小春日和 -37ページ目

に。。

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2。

2時までには寝る。




生と死を分ける瞬間。。

歩いて部屋から出ようとした患者さんを横から支えた。

急に荷重が増してきて、声をかけたけど返事がなくて、見たら目を開けたまま意識消失してた。

ベッドまで1メートルほどの距離を支えて歩ききれず、その場にかがみ込んで相方を呼んだ。夜勤は自分と相方と2人しかいない。

2人で抱えてベッドに上げて、しばらくすると意識が戻った。


心底、安心した。



普通に会話してた人間が突然、意識なくなる瞬間、血の気が引く。
そんな瞬間、何回経験したって慣れることはなぃ。
ただ、気持ちとは別に身体はやるべきことに向けて動くようにはなる。
とはいえ、今日の患者さんは男で、立ったまま支え続けることができなかった自分の非力さに苛立った。
たった1メートルほどの距離も動けなくて情けなかった。


患者の急変時、必ず最悪の事態が頭をよぎる。
とにかく、命だけは繋ぎ止めなきゃ、って必死になる。

必死になって、やるべきことを最速でこなすことだけに専念する。

今回は命に別状はなかった。


いろいろ落ち着いたら、どっと疲れた。
精神的に疲労感でいっぱいになった。

救急にいた頃を思い出した。


ボーダーラインで運ばれてきて、助かる命もあれば、救えない命もあって、

それを分けるモノはなんなんだろうか、ってよく考えてた。

自殺未遂も多くて、若い子が何度も繰り返して運ばれてくるたびに、切なかった。

一度は繋ぎ止めた命なのに、二度目でやり遂げられて助けられなかった時には、ただもぅやるせない気持ちでいっぱいだった。



人の生き死にってなんなんだろうか。
寿命って言ってしまえばそれまでかもしれないけど、だったら私らのしてることはなんなんだろうか。


考えても考えても答えなんか出るはずもなく、吐き出して終わり。
それでも、今日、誰も逝くことなく1日が終わったことにほっとする。

最近、最期を看取ることが続いたから、余計にそう思う。



お風呂に入って寝よう。


紅葉中。。

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