失礼いたします。二回生舵手の梅田です。
最近は表情筋が寒さで硬直し始めました。少なくとも現役の方々とは分かり合えると思いますが寒さが骨にしみますいろんな意味で。新艇、霞はヒコハチと違ってガンネルが低いですし、質の高いカーボンなので純粋な冷たさを感じられます。足先が破壊されます。去年の自分なら船降りてます。実際に去年一回スタッフになった時にこっちのが分かりやすく漕ぎ修正できるしなんで船の上、しかもトップコックスのシートになんか寝そべっているんだろうと思っていました。
でもそんな去年と似たような辛い状況でも今年の自分はへこたれていません。あと多分ふてくされるようなこともなくなっているはずです。
それはおそらく船の進ませ方に関しての理解度が上がっているからです。去年乗っていた、乗せてもらっていたM4+はまるで自分の船ではないみたいでした。進む感覚はわかる。でもどうして進むかどうして進めようか、という視点に立った時の引き出しの多さに課題と限界を感じていました。もちろん伝え方やドリルのタイミング、クライの意図の伝え方などもその内です。それに関する引き出しの全体量ではまだまだですけれども伸び幅には自信があります。
しかしさらに上を目指さなければなりません。正直インカレトップレベルの舵手では全くありません。でも負けん気だけは。
あと最近考えてるのは、勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。という言葉がありますが実際に勝てないと思えてしまう瞬間が存在した時点で負けるということです。何でも。
最近三か月はこの言葉が頭の中を這いずり回っていて非常にむかつくしイライラするときだってあります。でもそれに対抗したい。おそらく勝つ可能性を上げるのに一番手っ取り早いのは主義の統一です。細かいことはあとでついてきます当たり前のように。まずは主義に向き合うために、ほんの少しでも下を向く回数や時間を減らすだけで負ける確率を減らすことにつながると思います。当たり前なのですが去年の自分にはできなかったことなのでこの機会にブログに残しておきます。 俺一年半もやってその程度かよ笑
では言葉をお借りして個人として本年のブログを締めさせていただきます。
『思索と実践の合致こそ世界で最も尊いこと』
二回生 舵手 梅田 康毅