失礼します、2回生の中原です。
それは、ある蒸し暑い夜のことでした。
暑いとは言っても、部屋は冷房によってひんやりと冷えていましたが。
私は何となく寝付けず、起き上がってキッチンへと向かいました。
水を飲もうと思ったのです。
寝ようとしていたので電気は消えており、部屋は真っ暗でした。
キッチンに立ち、蛇口をひねろうと一歩踏み出した瞬間、
ぺちゃっ
私は何かを踏んづけました。
うわー、なんか踏んだ、めんどくさー
そう思いながら、その日、キッチンで調理した食材を思い起こしました。
しかし、踏んだ時の感触に当てはまるような食材は私の記憶にはなく、何を踏んだのかさっぱりわかりませんでした。
何となく嫌な予感がしました。こわいなあこわいなあ
その予感が当たらないでほしい、と祈りながら、おそるおそる横にあった電気のスイッチをONにしました。
すると
足の裏は黒光り、床にはヤツがいました。
ヤツは私に踏まれ、内臓が飛び出てました。
私は3秒フリーズした後、無心でキッチンペーパーを掴み、遺体処理しようとしました。
すると死んだはずのヤツはなぜか動き出しました。
ゾンビ映画かな
その後、私はヤツを捕まえ、シャワーで足裏を洗いまくってから就寝しました。
久々のヤツとの再会が、こんな形になるとは、、、
その日から私には感情がありません。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏