先日、都心にいることを忘れさせてくれる、大変贅沢な空間、小笠原伯爵邸 で開催された、スペインワインセミナー&試飲会に出席させていただきました。
スペイン・ナンバーワンのワインガイドブック「ペニンガイド」の創業者であり、偉大なワイン評論家のホセ・ペニン氏とスペインワイン界屈指の醸造家、ベンハミン・ロメオ氏が同時来日して開催されるワインセミナー。
ベンハミン・ロメオ氏はスペインで唯一、パーカーポイントを2年連続100点獲得の醸造家。そのCONTADORを含む約10種類のワインが、ミシュランで星を獲得している小笠原伯爵邸の美味しいタパスと一緒に試飲できる機会を大変楽しみに当日を迎えました。
まず小笠原伯爵邸の素敵なパティオに案内され、ウェルカムドリンクです。
もちろんベンハミン・ロメオ氏のワイン。MASSIS 2011で乾杯。
その後、Grand Salonへ移動してセミナーがはじまりました。
まずは、この嬉しいセミナーの主催者(株)グルメミートワールド社長
のご挨拶から始まり、ホセ・ペニン氏のお話に続いて、ベンハミン・ロメオ氏のセミナーです。
スライドで気候や畑、土壌の話など色々お話を伺っているうちに、ベンハミン・ロメオ氏のワイン造りに対する思いを本当に感じました。
樽やコルクも自ら製造している所まで赴き、吟味したものを使用しているそうです。
また、今年は天候が悪いので、良いワインを造るには難しい年になりそうらしいのですが、大変な年こそ、良いワインを作る為に、色々手をかけて、努力をしている様子に本当に感動しました。ワイン以外にも、仕事に向き合う姿勢として大変勉強になるセミナーでした。
一部のワインセミナーを終えて、2部では、トークショー&ワイン会です。
ずらりと並ぶワインとグラス。ベンハミン・ロメオ氏、自らがワインの解説をしてくださいました。(贅沢すぎです!!)
まずは、MACIZO 2009からスタートしました。
PREDICADOR BLANCO 2010、PREDICADOR TINTO 2008
お手ごろな価格でありながら、大変美味しいワインでした。ベンハミン氏もこのワインは飲み頃を迎え、保管状態も大変良いとおっしゃっていましたよ。
TINTOはイギリス王室の晩餐会でサーブされたそうです。
こちらの写真左がベンハミン・ロメオ氏、右がホセ・ペニン氏です。
ここで少しお料理をご紹介。
生ハムもチーズも大変美味しく、イベリコ豚のチョリソーも辛すぎず、とっても美味しかったです。