自閉症・発達障がいがあると、聴覚より視覚で支援することが効果があるという話をご存知でしょうか。
 障がいがない場合でも人によって「聞く」方が受け止めやすいのか、「書く」「読む」方がいいのかという癖があります。
 自閉症・発達障がいの場合は癖ではなく障がいと呼べるくらい、その傾向が極端に強い場合があるのです。

 何かを伝えたい場合、相手が受け止め、受け取りやすい方法を選ぶことが大事です。
 「聞く」より「見る」「読む」といった方法が受け取りやすい場合、使えるのは視覚支援です。

 視覚支援とは簡単に言えば「書いておく」「見せる」ということです。
 学校に時間割もそのうちに入りますし、連絡帳も同じです。
 毎日の生活でやりとりしたい情報は多くありますが、それを「書く」「見せる」ことでしっかりとできるようにしていくと、実は障がいのある人だけでなく、ない人にもわかりやすい状態を作ることができます。

 今回ご紹介する記事は保育現場での視覚支援についてのものです。
 障がいのあるお子さんに対してどうするかという技術が、保育士同士でも役立つという内容です。
 激務と言われる保育の仕事ですが、視覚支援を効果的に使うことで、その業務が改善できるのではとのこと。
 ご家庭でも応用できる技術ではないでしょうか。

ほいくみー
保育でも生かせる!障害者にとっての視覚支援~視覚的情報の有効性~


:Written by Imaoka