新しい英単語'resenteeism' 仕事場での「憤慨」 | 心模様とガラス玉演戯(役立つ心理ポイント)

心模様とガラス玉演戯(役立つ心理ポイント)

交流分析やサイコドラマ・心理学について書いています。また、好きな本の引用など。

翻訳記事の抜粋です。青文字は翻訳記事部分です。

雇用トレンドの「恨み」により、従業員は仕事を辞めるのではなく、楽に仕事を続け、しがみついている。
Job trend 'resenteeism' has employees coasting through workdays and hanging on, rather than quitting

https://www.foxbusiness.com/lifestyle/job-trend-resenteeism-employees-coasting-workdays-hanging-rather-quitting

従業員が燃え尽き症候群や過小評価されていると感じることから、仕事で最低限の成果しか出せない「ひっそりと辞める」という現象が広まっているのと同様に、最新のキャリアトレンドである「恨み」は、従業員が恨みを抱くために生産性が低下する傾向をとらえている。 


すこし、自分でも調べてみました。感染症の流行で、仕事の仕方が強制的にリモートになるなど、望まざる変更がなされた。柔軟な対応ができる人もいれば、対応はしたけれどもその後に、仕事への関心や意欲の低下が怒る人もいた。後者は「ひっそりと辞める」であったり、「恨み、憤りによる生産性の低下」resenteeismがあるとのこと。

「ひっそりと辞める」quiet quitting

「resenteeism」も最近使われだした単語。仕事の阻害要因としてしばしばあげられるらしい。
特に「resenteeism」は新しい造語で、「resent」(怒る、憤慨する)という動詞からきています。英語翻訳では「恨み」とか、「ルサンチマン」とか翻訳されてしまいます。名詞は「resentment」で、「resenteeism」は"presenteeism(疾病就業)"や"absenteeism"(欠勤)といった、職場における問題行動を表す類語のパターンを踏襲しているそうです。

英語がほとんどダメな私には、辛い。

以下に記事から、「resenteeism」の意味と労働者のインタビューを転載。

ルサンティズムとは、より良い機会が見つかるとは思わないか、希望する仕事を見つけようとしたが失敗したために、満足できない職務にとどまっている従業員のこと

「仕事への意欲がなくなったことで、日々の業務が後悔と憤りでいっぱいになったと語った。また、金銭的な報酬なしでやらされる仕事も増えたという」

「多くのアメリカ人が今やっているように、私は多少悪い状況でも最善を尽くさなければならないという事実を受け入れることを学んだ」と彼は語った。「物価は上昇し、企業は苦境に立たされており、もはや我々が選択することはできないのだ。」 

「だから当分の間、たとえ私の労働倫理が本来あるべき姿ではないとしても、仕事を続け、うまくやっていくつもりだ」


憤慨している人たちは「労働力の大半がそうであるように、最低限の許容できる基準で仕事をしている」と述べた。

「彼らは無関心で、いらいらしていて、予測不能で、受動的で攻撃的に見える。成績の悪い人は皆、このように振舞う」と彼は語った。


わかるようでわからない記事ですね。
感染症以前との比較がない、何が変わったのかがわからないですね。
 

【ちょっと熱い】自分を支える3つの価値【プラス苦悩】
ビクトール・フランクルの言葉から学びます。一緒に考えましょう。