北京五輪野球競技の強化試合で日本代表は9日、
東京ドームでセ・リーグ選抜と対戦しました。
しかし結果は2-11の大敗。
投打ともに不安を抱え、本番を迎えることになりました。
この試合の先発はソフトバンクの和田。
直球、変化球ともに抜群でセ・リーグ選抜を3回1安打無失点の
好投を見せて降板。
4回から2番手として中日の川上が登板した。
だが速球、変化球ともに高く次々と捕らえられる。
栗原、鳥谷に連続本塁打を浴びるなど9失点。
1死も取れないままの無念の降板となった。
「こういう大切な試合でやってしまうなって・・・。
不安でいっぱいだけど、なんとかしないと。」とつぶやいた。
3番手で急きょ登板となった田中も流れを止められなかった。
結局この回2人合わせて11失点。
投手陣に不安を残した。
不安は投手陣だけでない。
打線もこの日、セ・リーグ選抜に散発の4安打に抑えられた。
初回に新井(阪神)の犠飛、
さらに風邪で入院していた村田が復活のソロ本塁打を放つなどしたが
つながりをかいて2得点止まり。
守備にも乱れが出た。
4回、川上が登板し先頭打者の平野を平凡な二ゴロに。
しかし二塁手の西岡が一塁へ悪送球。
この1つのプレーで川上が崩れた。
「1つのプレーがああいう結果になるのが野球の恐ろしさ。
本番で軽いプレーがないようにしたい。」と星野監督。
しかし好材料があったのも確か。
先発和田の好投。藤川、岩瀬、上原のリリーフ陣も機能し
村田が復活の本塁打を放った。
試合後、セレモニーが行われ星野監督がこう宣言した。
「北京では今日のようなぶざまな試合はしません。」
13日、初戦は強豪キューバとの対戦。
本番で、この試合を糧とする内容ができるか![]()
星野ジャパンの真価がいきなり問われる。
それでは、また![]()
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