久しぶりの「マイ・ベスト・ムービー」は、
先日観たばかりの名作「キャリー」を紹介します。
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- キャリー<特別編>
ストーリー紹介・・・
巨匠ブライアン・デ・パルマ監督が放つ、
超能力を持った少女のあまりに悲しい物語。
女子高生のキャリー(シシー・セペイセク)は
クラスメートから毎日いじめられてばかり。
家に帰れば、母親(パイパー・ローリー)から
異常すぎるほど厳しくされていた。
そんな彼女は、誰にも言えない秘密があった。
彼女は実は超能力を持っていたのだ。
そんなキャリーはある日、クラスでもハンサムな
トミー(ウィリアム・カット)から
卒業パーティーの誘いを受ける。
キャリーは母親の強い反対を押し切って、
パーティーに出場する。
だがこのパーティーには、
クラスメートの仕組んだイタズラがあった。
パーティーでトミーと共に
ベストカップルに選ばれたキャリー。
壇上で祝福される彼女の頭上から突然大量の血が。
さらに、その血が入ったバケツが
トミーの後頭部に直撃、キャリーの足元で崩れ落ちる。
皆から笑われるキャリー。
彼女の怒りと悲しみの炎が燃えた時、
パーティーは地獄図と化した・・・。
解説・・・
スティーブン・キング原作を新作「ブラック・ダリア」の
ブライアン・デ・パルマ監督が見事に映像化。
キング原作の映画化はハズレが多いと言われるが、
このキャリーはキング自身も絶賛、
映画史、ホラー史に残る傑作となった。
特にデ・パルマ監督ならではのカメラワーク、
カット割りやスローモーションなど
観る者に鮮烈な印象を与えるのは間違いない。
母娘を演じたシシー・スペイセクとパイパー・ローリーは
揃ってアカデミー賞のノミネート。
他の出演陣でもウィリアム・カット、
エイミー・アーヴィング、ジョン・トラボルタなど
現在のハリウッドで活躍する大スターが総出演。
「キャリー」は、レンタルビデオ屋に行くと
ホラーの棚にあると思います。
でもホラー映画ではありませんでした。
一人の少女の青春物語、悲劇の物語だったのです。
特に印象的だったのが、
トミーとの幸せなダンスシーンと
その後に描かれる悲劇。
この対極的なシーンがとても印象的でした。
- スティーヴン・キング, 永井 淳
- キャリー
原作版「キャリー」S・キング原作
それでは、また♪