ふぃ~。
今晩は、昨夜やその前と違って1時間早く書き始められたぜよ
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当初の予定では、目白のアノ場所でもう一度流れるヘッドライト(「歌う~」ではありません)こうと思っていたので、表参道にいるってのは自分でもビックリです。
状況の変化に柔軟な…言ってしまえば、いい加減な私のお散歩らしい展開です。
これやから、本っ気で放浪しようって時には、人は付き合わせられないです。
無理やって…、こないな展開。
そんなこともありつつ、表参道の交差点にある交番前の地図をじ~~っとながめて、コレからの作戦を練っていると、妙に神宮外苑が呼んでいるような気がしました。
でわっ
っことで、青山通り(国道246号)を外苑方面に歩き始めたのもつかの間…
進行方向右手側の遠くに、東京タワーと六本木ヒルズが並んで見えてきました。
ちと手ぶれてますが、右の窓の明かりがたくさんついているのが六本木ヒルズで、その左、赤っぽい縦長のシミみたいのが東京タワーです。
よーわからんってば
するってーと、どうでしょう。
誘蛾灯に引き寄せられる哀れな蛾のように、一路、外苑を目指していたのに、通りを横断して、この写真上でかろうじて判別できる「緑で何か画が描かれている壁」の間の狭い通路へ侵攻を始めてしまいましたよ~~~(@Д@;
でも、そのお蔭で左の写真が撮れました。
南青山の表通りの一般的イメージと異なる、一般民家、街灯、看電柱脇の看板、ちょっとした庭の木といった、ごくごく普通の、しかも昔ながらの町のたたずまい。
そしてその向こうにそびえ立つ「バベルの塔」ならぬ「バブルの塔」の象徴たる六本木ヒルズ森タワー。
誰もが憧れた21世紀。その初頭のTOKYOの姿…
とてもシュールな画です。
さらにこの小径を進んでいくと、高校の同級生が結婚式を挙げた式場が見えてきて…そういえば、ここにいたるまでも(これからも)結婚式&その二次会をよく見かけたなぁ。
土曜日やったからねぇ。
それを右手に見つつ先に行くと大通り(外苑西通り)に出ました。
街の案内板を見ると、ちょっと行くと東京メトロ銀座線の外苑前駅にぶつかります。
また、ちょっと方向を変えると、乃木坂方面、つまり、東京ミッドタウン
の近くまで行けそうです。
この案内板のあるところに至るまでに東京ミッドタウンのビルも見えました。
じゃぁ、そっち行ってみようかと思いましたが、そこに行くまでのあいだにある、この空白地域は何だ
とアタマの上30センチのあたりにを浮かべつつ、そこから脇に伸びる細い道を歩き始めました。
すると…
闇に霞みながら、ある実体の輪郭が見えてきました。
妙に角張った、40センチ角くらいの、ゴツイ直方体が何本も…なかには幅10センチ程度で長くて薄い板状のモノに囲まれている直方体も。
その頂部には玉が乗っていたり、扁平であったりしました。
見慣れた?形…
ここ、青山だよねぇ…
うぎゃっ、青山墓地だぁっ
(※正式には「都立青山霊園」
です)
まぢで、驚愕と恐怖で声に出して叫んじゃいましたよ。
だって、真っ昼間、特に桜の季節とかだったら素敵なんでしょうけれども、夜(宵の口の鼻っタレみたいなもんでしたが)の霊園は…金輪際キッパリ絶対に、スルっとマルっとお断り申し上げます
特にこのときは強く思いました。
まだ具体的には墓石や塔婆のある区画手前だったので、ちょうど直角に左方向に行く道、すなわち外苑前駅(on青山通り)に至る道に逃げ込みました。
その間、ぜ~~~~ったいに、お墓のある方向は見ないようにして。
「絶対見ない、カメラは取り出さない…」
ってブチブチ言いながら、早足で歩いていきました。
すると、細い道なのに、騒がしい。
ふと前を見ると、TV、新聞の報道各社が陣取って何かやってました。
場所は「梅窓院」。
青山通りに面しているお寺さんです。
帰宅してから確認したのですが、黒川紀章さんのお通夜が営まれていたんですね。
う~ん。
目が回りそう…ヽ((◎д◎ ))ゝ
そう思ったら、とっとと帰ればいいのに、まだお散歩を…すでに夜だっちゅーの…続けるあたり、マニア気質のなせるワザか、炎の運命(さだめ)なのか…
結局ここに到着しました。
まったく…
素直に青山通りを歩いてくれば、コワイ思いせんで済んだモノを…
ここの銀杏並木は見事です。
いろんなメディアに登場します。
見事ですが、実はココを歩くのも今回が初めてです。
でも、夜なので通りの風景がキレイに撮れませんでした。
この写真は、歩道脇の杭の上にカメラ乗せて撮ったものですが、少しぶれちゃって…
コレより上にカメラを向けて撮るのは、何回かトライしましたが、見られる出来にはほど遠く…残念
銀杏といっても、まだ実が落ちていないので臭くもなく、葉も緑のままです。
とてもゆったりした広さがあり、気持ちよいお散歩コースです。
そして、この道の突き当りには…
明治神宮外苑
と、その奥には鮮やかな花が咲くように佇む絵画館
。(正式には「聖徳記念絵画館」)
明治神宮外苑はもちろん、絵画館をまじまじ見るのも初めて
でもね、その前は、何度か歩いて通過しているのよね。
そう、JR信濃町から神宮球場に至るルートが、まぢすっかり忘れ果ててた大学時代のトラウマゾーンでした。
授業サボって、ヤクルト戦のナイター(私は、理学部Ⅱ部KY科…じゃなくて化学科(Kクラス)だったから)、よく観に行ってたなぁ。
あべしっ ひでぶぅ
そんなのカンケーねぇ~っ
と、とにかく、ココまで来たら絵画館を攻めざるを得ないでしょう。
道を回り込んで、外苑の運動場、運動施設(含バッティングセンター)の向こう側に行くと、絵画館の勇姿がドーンと現れてきます。
昼間の写真はよくみますが、夜の絵画館もまた雰囲気があっていいですね。
でもまぁ、20時頃に一所懸命カメコしとる物好きは私一人しかオランかったけどねぇ。
やったぜ、No.1じゃなくって、Only One だぜ
絵画館前の池に、キレイにもう一つの絵画館が出現していました。
ここまでくっきり写るのは夜ならではでしょう。
右の写真の左側の観光バスのあたりから、池越しに運動場を振り返るとこんな感じ。
そして、運動場越しに、先ほど通ってきたいちょう並木を眺めると…
丈の高い木々の並ぶ通りの雰囲気…その断片でも伝わればと思います。
そして、近くから見た絵画館の全景を忘れちゃイケマセンね。
本当に、他に見に来てる人がいないのがもったいないくらい、荘厳さもあわせもって美しく輝いていました。
長いようで短かったお散歩も終わりです。
途中、まぢで冷や汗が出る場面にもソーグーしましたが、とても楽しかったです。
上木彩矢には会えたし、いろんなとこ初めて行ったし。
世は満足じゃ。
これからの季節では、夜に徘徊すると即カゼひきさんになってしまうでしょうけど、今度はどこ行こうかな。
最後のショットは、JR信濃町駅ホームの乗車口マークです。
…と、京大のマンホール写真
でも登場した、私のつま先も、ね。
最後になりましたが、長々と続いた今回のお散歩シリーズ、最後までお読みいただきまして、心から御礼申し上げます。
ほんまに、PCでもそうですが、携帯からだと、尚更、むっちゃ読みづらいと思います。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
「すずしろ」こと涼代影狼